Ustream(ユーストリーム)のまとめ
Ustream(ユーストリーム)とは2007年3月頃に設立された動画共有システムとして始まったサービスです。最近ではユーストリームと呼ばずに、ユーストなどに略されています。今回、偶然配信が行える環境やイベントなどもありましたので、メモがわりとしてこのページを作成しています。あくまでもこのページの方法は情報としてご利用ください。また、配信は自己責任で行ってください。
配信に必要なもの
配信に必要な機器などはシンプルで、写真にも写っていますが、インターネット接続環境、パソコン、WEBカメラ、マイクがあれば簡単に配信を行うことができます。また、スマートフォンなどでも簡単に行うことが可能です。
配信する際にはインターネット上のページからでも配信を行うことができますが、Ustream Producerなどのソフトも用意されていますので、自分に合わせた環境で配信するのが良いと思います。
配信環境(2010/08/07)
配信確認(配信予備)専用パソコン
- 機種:Gateway EC3800-31K
- OS:Windows Vista → Windows 7
- CPU:Core2 Solo SU35001
(1.40GHz, 3MB L2 キャッシュ, 800MHz FSB) - MEM:2GB 1066MHz DDR3
- GPU:4500MHD(チップセットに内蔵)、最大797MB(メインメモリーと共有)
配信専用パソコン
- 機種:Dospara Prime Note Cresion NA
- OS:Windows Vista Business SP2(32bit)
- CPU:Atom プロセッサー 330
(デュアルコア / HT 対応 / 1.60GHz / L2キャッシュ1M) - MEM:2GB DDR2 SO-DIMM upgrade to 4GB DDR2 SO-DIMM
- GPU:NVIDIA ION グラフィックス・プロセッサ
WEBカメラ
- サブカメラ
Logicool Webcam C300 1台 - メインカメラ
Logicool Webcam C500 1台
その他
- 配信ソフト:Ustream Producer Pro版
- マイク:Buffalo USB接続式マイク(型番不明)
- 回線状況:FTTH – 40mLAN(露出外部配線) – Hub – PC×2台
- その他:三脚台 1基、PC冷却台 1基
設定状況など
回線、パソコンについて
回線の状況も40mのLAN配線がされていることもありましたので、WEB上からの配信ではなく、UstreamProducerを使用しています。また、配信処理を行うパソコンが、ノートパソコンとなりましたので、まず、Windows自体の設定を出来る限り軽量にし、常駐ソフトなども出来る限り切れる範囲でOFFに設定しました。また、Dospara Prime Note Cresion NAに関しては、HT設定を有効にしています。
Ustream Producerにした理由としては、WEB上でのデータの送受信よりもデータ通信に適している可能性が高く、環境自体への負荷を軽減出来ればよいという期待で、軽量化はメモリやCPUなどの処理を出来る限りUstream Producerにすることで、配信に支障を与えないようになればという期待がありましたので、それぞれ行っています。その結果、回線の平均速度は400~700Kbps前後、ノートパソコンのCPU使用率は87?95%前後、ビットレートは平均17~30前後となっていました。
カメラについて
当初は別の余っているWEBカメラで配信を行う予定となっておりましたが、そのWEBカメラが他のソフトなどではスムーズに撮影が行えるのに、途中でスムーズに動作することが出来ずに停止状態や非常に長い時間でのもたつきの現象になりました。そこで、別に余っていたLogicool Webcam Cシリーズにて設定を行ったところ、撮影などがスムーズに出来ましたので、2台ともCシリーズに統一しました。WEBカメラ以外にもアナログキャプチャ式によるビデオカメラからの入力も出来ましたが、操作画面がそのまま映し出されてしまうのと、購入費用なども非常に高価になるため、見合わせました。
マイクについて
内蔵マイクの場合には、ノイズが入る場合がなどもありましたので、USB接続式マイクを別途用意しました。環境にもよりますが、比較的遠目の音声などの場合には、USB接続式マイクなどを用意したほうが鮮明に集音ができる印象を受けました。
感想
通称「日の丸パソコン」といわれている「Dospara Prime Note Cresion NA」+Ustream Producerとの安定した動作には驚きました。確かにCPUは90%を超えていましたが、文字入れ設定の変更などの際のもたつきなどもほとんどない状態で行えましたので、かなり安定した配信が行えましたが、途中に録画の時間が決まっておりますので、録画を終了された時やカメラなどの切り替えをした際に強制終了になってしまいましたので、長時間配信を行う際には、なぜそういう現象が発生したかなどの原因を十分に探っておかなければならないのかもしれません。
主な注意点としては、複数のWEBカメラを用いた配信の場合に、どちらかのWEBカメラが止まってしまったりする場合には、まずWEB上からの1台ごとの配信は正常にできるかどうかを確認し、問題がなければUstream ProducerとWEBカメラとの相性問題などもあるような印象を受けました。また、パソコンは統合チップ式のGPUとGPU専用チップなどを搭載している場合とではかなりUstream Producerなどの動作に違いがある印象を受けました。
過去配信情報
- 2010年8月7日 15:50~21:45(大体) 配信障害発生:3回