Xandrosインストール情報
EeePCの場合には、やはり海外ではデフォルトで搭載されているXandrosが一番よいと感じました。動作も比較的軽量で容量も全然使用しませんの
で、お勧めです。ただし、日本についてはデフォルトのOSがWindowsXPなんですが、結局SP3などの配布によって空き容量などの減少や動作が軽快
でなくなってきている可能性があり、今の段階からXandrosのインストールを私はお勧めしておきます。
XandrosのインストールCDを確保
CDの確保
まず、こちらのサイトでXandrosのインストールCDを入手します。
※注意
L701_EN_1.0.6.6.isoをダウンロードしてください。ダウンロードに相当の時間かかります。
Firefoxなどのダウンロードが再開できるブラウザを推奨しておきます。
日本語化設定
表示の日本語化
- え~っと、ファイルマネージャーを起動します。
- メニューの tools → Open Console Windowでターミナルを 起動
- sudo su – で管理者権限になります。パスワードは入力する必要はない。
- cd /etc/apt
- nano sources.list
sources.list に追加(deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ etch main contrib non-free を追加。)
ctrl + oで保存、ctrl + xで終了。 - apt-get update でパッケージリスト更新。
- apt-get install xandros-scim
- apt-get install ttf-vlgothic でフォントをインストール
- dpkg-reconfigure locales を実行してロケールの設定
ja_JP.EUC-JP EUC-JP, ja_JP.UTF-8 UTF-8 をチェックをする。
デフォルトロケールを ja_JP.UTF-8 にする。 - apt-get install anthy scim-anthy kasumi
Anthy と SCIM-Anthy関連をインストール - PC再起動
- 右下にあるscim アイコンを右クリックして scim 関連を設定します。
※注意
順番を間違えず行ってください。
apt-get upgrade は絶対に行わないでください。(自分は試していませんが、OSが壊れる場合があります)
日本語キーボード対応
デフォルトではアスキー配列のキーボードとして認識されていますので、日本語キーボード設定に戻す必要があります。その場合、Xorg.confを修正
することで解決します。
- sudo su –
- nano /etc/X11/xorg.conf で以下の部分を変更します。
Option “XkbModel” “jp106”
Option “XkbLayout” “jp”
ctrl + oで保存、ctrl + xで終了します。 - PC再起動します。
搭載ソフトの日本語化
Open Officeの日本語化
sudo su –
apt-get install openoffice.org-l10n-ja
Firefox、Thunderbird の日本語
それぞれ適当なサイトで「ja.xpi(バージョンを合わせる)」を入手。
アドオンインストールでインストール。
Firefox、Thunderbirdを再起動することで完了。
搭載ソフトについて
搭載ソフトは主にゲーム、キャプチャソフト、OpenOffice、Skype、メッセンジャー、ペイントなどの基本的な機能が備わっていますので、案外使いやすいです。以上で完成です
これらの項目をうまくできれば、EeePCほぼ100%のXandros日本語版が完成したと言えるのではないでしょうか。WindowsXP SP3などに悩まされている場合にはぜひお試しください。
あくまでも自己責任で!
上記方法を試す場合はくれぐれも自己責任でお願いいたします。何か問題などが発生しても私は責任を負いません。
参考サイト
日本語化については以下のサイトを参考にしました。
→在北京的三行日記さんの北京でみくだりな日々のBLOG。
→1.5人 台湾体当たり生活記さんのBLOG