まずはMVNOで使用できるようにする
もらった本体はSIMロックが掛かっていましたのでAPNなどの設定ができませんでしたのでロックを解除する必要が発生しました。調べてみるとMEPコードを入手する必要があります。MEPコードの入力画面へ行く際に入力制限が10回までとなっていますのでまず一度ロック解除方法を行ってMEPコードが入力できるかどうかを試す必要があります。
ロック解除方法
- 起動後にオプション → 詳細システム設定 → SIMロックカードの順に進みます。
- ブランク画面でMEPDと入力すると詳細が表示されますのでMEP2と入力するとMEPコードを入力できる画面へと進むことができます。
- 無事に画面が表示できた場合には早速CELLUNLOCKER.NETにて入手を行って設定をする事になります。IMEIはオプション → デバイス及びステータス情報で確認する事ができます。金額は約1000円程度となります。
- MEPコードがメールで送信されてきますので2の方法で表示させた部分にその番号を入力するとロック解除になります。
APN設定
SIMロックを行って格安SIMカードを挿入しただけでは接続ができませんのでAPNを設定する必要があります。設定方法はAPNオプション → デバイス → 詳細システム設定 → TCP IPにて行うことができますので行いましょう。
自分の環境ではDMM Mobile、OCNのSMSオプション付きのSIMで接続できる事を確認しています。また、下駄で標準SIMにしても良いのですが下駄の場合にはSIMにスロットのピンを壊す可能性がありますので自分はMICROSIMをそのまま大きさに合わせて挿入してセロハンテープで止めています。
一応、Docomoの機種ではありますが何かあるといけないと思いますので、接続管理 → モバイルネットワークオプション → ローミング中をOFFに設定しています。
標準ブラウザを使用できるようにする
用意するもの
準備するものはBlackBerry Desktop Software、servicebook_without_bis.ipdとなります。ただ、今回の一番大変だった部分がこの準備するものを探す事でBlackBerry Desktop Softwareは比較的早い段階で見つけることができますが、現在ではほとんど配布先を見つけることができなくなってしまっています。
SIMロックを解除した後ですぐに使用できるかというと標準ブラウザがWifiでなければ接続できない状況になっていますのですぐに使用するのは難しい状況です。Wifiのみの理由はモバイルの場合にはBISサービスを介して接続していたのですが、BIS終了してしまったために接続先がなくなってしまった事に起因している可能性が高いからではないかと思います。
その設定を行っているのがどうやらサービスブックと呼ばれているもので、3Gで標準ブラウザを使用する環境にするにはこのサービスブックをWifi接続ではない状態でも接続できるものに変更する必要があります。それがservicebook_without_bis.ipdとなります。
また、BlackBerry Desktop SoftwareはBlack Berryとパソコンを接続するソフトになります。servicebook_without_bis.ipdを復元するのに必要なソフトでこれがないと標準ブラウザでWifi接続以外にて接続する事ができません。
復元方法
- BlackBerry Desktop Softwareをインストールします。自分の環境はWindows10ですが、インストールできる事を確認しました。USBで本体と接続すると9700と9900両方共に認識できます。
- BlackBerryの本体側でオプション → デバイス → アドバンスドシステムセッティング → サービスブックでサービスブック一覧を表示させます。
- Altキーを押しながらSBEBと入力するとメッセージが表示されるのでOKをクリックします。
- BlackBerry Desktop Software のデバイスというメニューから復元を選択してバックアップフォルダをservicebook_without_bis.ipdがある場所に設定し、下のメニューにあるデバイスデータと設定を選択を選択して全てにチェックを入れてから復元ボタンをクリックすると最終確認メッセージが表示されるのではいをクリックする。
- 本体側で導入されている事を確認して8種類程度になっている場合にはservicebookの導入が完了した事になります。
※英語表記にしなければ導入ができないという文言があったりもしますが、自分の場合は何もせずに普通に導入する事ができました。
注意事項
- この記載されている方法を実行される際にはあくまで自己責任で行ってください。
- 導入ができない場合はホームページなどを検索の上、解決策を探ってください。