アプリについて
ChromiumOSの場合はChromeウェブストアではChromeブラウザの拡張機能として存在する拡張機能やテーマとChromiumOSにインストールできるアプリとで区別されています。GooglePlayには程遠い数ではありますが、アプリもある程度は充実していますので探してみてはいかがでしょうか。
主に導入した拡張機能やアプリは下記のとおりです。
- Office
拡張機能としてインストールを行うとMicrosoftのIDと紐付けをすればオンライン上でワード・エクセル・パワーポイント・ONENOTEなどの仕様が可能です。また、アプリでは10.1インチのネットブックなどの場合はワード・エクセル・パワーポイント・ONENOTEなどがそれぞれでインストールができますのでインストールして使用するのもあり。 - Youtube・Chatwork
インストールはアプリとしてのインストールが可能ですが、主にショートカットでのインストールになりますが、起動するのには便利なので使いたい方はおすすめ。 - Pixlr Editer
写真編集でできる事はほぼ行うことができますので便利です。 - Onedrive
Microsoftのオンラインストレージにアクセスするのにおすすめのアプリです。 - LINE・Wechat
特にLINEやWechatに関してはPCでも連絡を取るためのチャットソフトは用意されています。
メリットとデメリット
メリット
- 比較的同じ環境が構築しやすい
GoogleIDを統一するとインストールした拡張機能(外部連携設定は除く)とアプリが復元されるのでPCが変わっても比較的容易にほぼ同じ環境での使用が可能です。どちらかといえばシンクライアントに近い位置づけの様に感じた。 - クラウド使用なのでデータも共有しやすい
Officeなどに関してはクラウド連携などもできるのでデータ共有がしやすい。有料ではあるが、クラウドに関する容量も増量させる事も可能。 - 決まったアプリを起動する場合
比較的決まったアプリを頻繁に起動したり、そのアプリ程度しか使用しない場合には業務用としても視野に入れる事も可能に。HDDの容量を抑える、USB使用不可などによる使用も可能になります。 - シンプル・イズ・ザ・ベスト
軽量でシンプルな設計なので決まったアプリを使用する場合(決まったアプリがあれば…)やパソコン初心者(ご高齢の方など)にもあまり難しい事は必要ないのでお勧めできるOSです。
デメリット
- FydeOSをGoogle頼りになってしまう
GoogleIDとの連携が原則なのでほぼGoogleへ情報が筒抜けになる可能性が高いという考え方もできる。 - 臨機応変な事は出来ない
他のOSと異なり、臨機応変にこれもあれもアプリで…っといった用途での使用には仕様上不向きなのでそういう場合には Q4OS・Windowsなどの別OSをおすすめします。 - ネット回線がほぼ必須
インターネット回線が無くなったり、接続できない場合などには一部を除いて拡張機能やアプリなどの機能が使用できない場合がほとんどなので注意が必要。 - Google Playが使用できない
Androidで使用できるアプリをダウンロードするGooglePlayが使用できないのは痛い。ChromiumOSの中でも唯一GooglePlayが使用できると言われているFydeOS for PCをインストールしようと思ったけど、起動時にうまく設定が出来ないようで2台中2台とも起動できませんでした… - Hulu見れない
やはりLinuxという位置づけらしく、Huluを見る事はできませんでしたが、Amazon Prime Videoは視聴可能です。
基本的な事をする方、出先でちょっとだけ作業する方、動画視聴(Hulu以外)がメインになる方には便利なOSがではないかと思います。
まあこんな感じです。
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