Dospara Prime Note Cresion NA

Prime Note Cartina UMレビュー

参考ページ

第49回 NetBookを使いこなす(1):USBメモリからのインストール・RTL8187SEの利用

利点と欠点

欠点

  • キーボードの認識について
    日本語キーボードの注意としては、最初に「半角/全角キー」が「PageDown」として認識してしまっている可能性があります。これは当方からの質問に関してドスパラ側からの情報だと、他にその様な方が多くいらっしゃって、BIOSが英語キーボードの対応になってしまっているために起こる現象だと報告があったそうです。もともと某掲示板での情報でしたが、現実のようで、USBメモリーでBIOSが送付されてきましたので、BIOSを更新しましたところ、解決しました。一時的な対策としては、AtokX3には使用できませんが、「SIM+Anthy」の設定で「機能別にキーボードの割り当て」の部分において設定を行なえば、一時的には解決します。ただ、一時的な対策であり、最終的にはXPになった際などに困る原因になりますので、必ずそのまま仕様を続けずに無理をせず、取り寄せや修理等を行なってください。
  • バッテリの持続時間が短い。
    バッテリの持続時間が仕様上でも2時間と非常に短くなっていますので、注意が必要です。
  • 動作について
    動作については仕方がないことですが、やはりもっさり感がどうしても否めません。
  •  あくまでもある程度はPCの知識が必要です。
    キーボードの認識に関する項目など、ある程度の問題を自分で解決できる方であれば問題がありませんが、初めて等使い始めるためのパソコンとしては不向きではないかと感じます。

どちらでもない

  • スペックは基本的にはAspireOneなどとあまり変化はない。
    基本的なスペックについては、AspireOne等と比較すると代わりはないと思います。

その他のLinuxに関する検証

OpenSUSE

基本的には全ての動作を行なう事が出来ます。無線LANについては検証はしておりませんが、認識していると思います。なお、WEBカメラはやはり認識がいまいちで、コーデックをインストールする前であってもおかしい状況になっています。

Jaris

基本は問題なく動作しますが、WEBカメラや無線LANなどは多分無理ですので、あきらめて下さい。外付けのDVDドライブでのDVD再生も快適に動作しますので、確かに起動や終了などは時間が若干かかりますが、一度起動すると快適に動作します。OpenSUSEよりかは比較的快適なのではないでしょうか。

結論

Linux専用ノートや余っているライセンスでのWindowsXPノートとしては文句なし。

Linuxをインストールする場合や余っているWindowsXPのライセンスをインストールする場合等においては非常にお奨めできるノートパソコンではないかと感じます。1台目としてはあまりお奨めはできないと思います。また、サブノートしての使用やWeb端末としての使用であれば問題なく使用ができると思います。