DPF再生時、起こる事を考える
DPF再生に入った際に何が起こるのかを考えてみました。DPF再生に入った際にまず起こるのは燃料噴射量が多くなるので燃費が悪くなる事が先行しますが、そういえばアイドリングストップが機能しなくなるよねとふと思いました。そこでアイドリングストップ(MAZDAはiStop)について調べてみると「マツダ i-stop (アイストップ)の仕組みとは!? 2009年」という動画が見つかります。
この中で最後の方にちょっとしたコツとして「減速時にエンジンブレーキを活用したい時はダイレクトモードを利用してください」と記載があります…
これらの動画から考えるとガソリンエンジンでは負荷を与えてしまうと燃費悪化に繋がると言われていますが、ディーゼルエンジンの場合はある程度の負荷を与えないと逆にDPF再生の原因となって燃費が悪くなる悪循環を起こすのではないかという事です。
ディーラーのMAZDAやユーザーの話でも高速道路を走行すれば解決するという理由の1つにDPF再生を防止、もしくは促す事が一般的と言われていますが、それならそもそもCX-3は街中を走る車ではないという扱いになってしまいます…
そう考えると欧州(ヨーロッパ)ではマニュアル車が一般的と聞いた事があり、CX-3もヨーロッパで…っという話があったのでピンときました…
実際に経験した事から判った事
なるほど、とにかくディーゼルエンジンはぶん回すとかではなく、なるべく負荷を適度に与えれば良いのだという事に気が付きました。ただ、ドライブモードで通常走行していると負荷がかからずにすぐにシフトアップしてしまいます。
なら負荷をある程度与えるためにはどうすれば良いんだろうかと考えた時に「パドルシフトが装備されている理由」にたどり着きます。
ヨーロッパではマニュアル車が多い事からマニュアルのシフトで速度などを調整する場合も多いのですが、日本ではオートマ車が主流になっているのでシフト調整ができない状況が発生します。ただ、シフトレバーでマニュアルモードにしてのシフトダウンなどは面倒になる事から、設計時点でパドルシフトにする事でそれを容易にしているのではないかと勝手に予測してしまいました…
だからマニュアルとの相性が抜群な理由である事が何となく分かります。