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Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14

Wi-Fi WALKERに関する検証などについて

Wimax通信について

主に無線通信の技術における規格の1つで、都心部などでの移動時での通信や人口が比較的少ない地域や光回線やADSLといった回線利用が難しい地域の接続手段としても期待されている通信手段の事です。Wimaxが使用している周波数の問題などはありますが、高速通信が可能となっていますので期待されています。最近ではWimax、3G 、LTEといった状況が一般的な状況となっています。

WimaxはUQコミュニケーションズ株式会社での取り扱いとなっています。特にKDDI株式会社が最初から力を入れて開発してきた部分が多く、AUが主にAndroidスマートフォンにWimaxを対応させたプランとして展開しています。最近ではWiMAX 2+(ワイマックスツープラス)と呼ばれる下り最大通信速度110Mbps(環境により変化するのであくまでも理論値)も登場しています。

自分の環境について

Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14

Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14

Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14の写真です。

  • メーカー:HUAWEI TECHNOLOGIES CO., LTD.
  • サイズ:約62(W)×100(H)×15.5(D)mm、最厚部(約15.7mm)
  • ディスプレイ:2.4インチ タッチパネル液晶
  • 電池容量:3000mAh、重量:約140g
  • 最大同時接続数:10台
  • 連続通信時間:WiMAX2+(約540分)、WiMAX(約570分)、4G LTE(約550分)
  • 色:ブライトシルバーとメタリックレッド(自分はブライトシルバーを使用)

Wimax2+の部分もありますので、Wimax2+対応機種に使用と思い、Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14にしています。HDW14の使用できるエリアは通信モードを切り替える事によってWimax、Wimax2+、au 4G LTEの3通りの接続ができます。ただし、通信帯域の制限に関してはWimaxは無制限、Wimax2+とau 4G LTEは通信量が7GB以上になると125kbpsへ帯域が制限されます。ただし、Wimax2+に関してはauスマートバリューmineを登録した場合には無制限(通信量7GBの制限はなし)となり、au 4G LTEを使用した際にはオプションとして別料金が発生しますので、契約時に確認が必要になります。また、auスマートバリューmineの契約であってもau 4G LTEにて通信量7GBを超えた場合には125kbpsとなりますので注意が必要です。※設定で通信モードをau 4G LTEにできない様にする事ができます。

自分の携帯に関しては現在はKDDIにてiPhoneで契約をしていますので、auスマートバリューmineを適用させる事によってHDW14でのWimax2+に関しては通信量7GBによる制限は免除されています。また、UQ Flatツープラスauスマホ割によってスマートフォン(iPhone)の月額プランも値引きされています。

使用した際の感想

最初は使えないかと思った・・・

HDW14が発売されて少し経過した頃に導入をしてみたのですが、導入当初は導入に失敗したのではないか?と感じてしまう位に使用できませんでした。以前使用した際にWimaxの電波が入っていた場所に関しても電波が入らずに困っていましたが、色々なサイトで通信モードの切り替え(WimaxとWimax2+との切り替え)が上手くいっていないことによる現象ではないかという事で通信モードをノーリミットモードにしての使用をしたところ、比較的安定した使用が出来るようになりました。ただ、これではハイスピードモード(Wimax2+の使用できる)という当初の利点を全く成していませんでした・・・

アップデートによって改善がされてきました

導入当初は特にWimax2+などの通信に関してはどうなるだろうか・・・と心配していた部分ですが、アップデートが2回ほどあった事によってある程度改善がなされているように思えます。特にWimaxエリアからWimax2+エリアへの切り替えなどに関しても比較的スムーズに対応が出来るようになった感じがします。ノーリミットモードへの切り替え回数も減り、実用的になっている感じがします。

今後はiPhoneのテザリングとの併用で対応かな・・・

iPhoneの通信量に関しては7GBでそれ以降は125kbpsへ制限がなされるプランとなっていますので、比較的通信を多用する場合にHDW14との併用をする事によって改善される可能性があります。また、Wimaxの電波が届かない場所でタブレットなどを使用する際にはiPhoneのテザリングである程度カバーをすることが出来ますので、併用をすることである程度改善される可能性があります。

注意事項

  • au 4G LTEは一定条件で制限されます。
    au 4G LTEの場合には通信量7GBでも制限がなされますが、直近3日間で通信量が合計で1GB以上の場合に通信速度を制限されています。
  • Wimax2+も一定条件で制限される予定です。
    混雑防止の為にWimax2+も2015年4月(予定)より直近3日間で通信量が合計で1GB以上の場合に終日制限がなされる可能性があります。通信量7GBまでという部分は免除にはなりますが、Wimax2+自体がすべて無制限という事ではありませんので注意が必要ではないかと思います。その場合にはノーリミットモードでの使用を行う必要があるかもしれません。
  • auスマートバリューmineに関して
    auスマートバリューmineに関してはAUショップなどにて契約した際にはその時の申し込みで可能ですが、UQなどでの契約した場合にはauスマートバリューmineを使用開始後に自分で申し込みをしなければ適用がされません。詳細はショップなどで確認をしてみるよ良いと思います。

その他

Wifiスポット設定などもありますが、ルーターの単体で使用する場合は特にWIMAXに関しては比較的使用する場所によって通信ができる、できないという部分が多々あります。使用できるかどうかで心配な場合には「Try WiMAX(体験15日間)」というサービスがありますのでまずは使用してみて電波状況を確認してみると良いかも知れません。また、導入に関しては自己責任でお願いします。

wimaxロゴ

Wimax(ワイマックス)の導入と受信具合について

Wimax(ワイマックス)とは?

高速や大容量のモバイル通信方法の1つでWimax(ワイマックス)方式を採用した次世代ワイヤレスブロードバンドです。また、外出先や移動中などといった状況であっても高速のインターネットを楽しむことが可能になる通信回線サービスです。

色んなプランがあります。

機種にこだわりなどが無ければ色々なところから様々な条件でサービスの提供がなされています。端末代金が安かったりする場合などもありますが、中途解約金などの問題がある場合も多いので、確認をしてからの契約をお勧めします。

検討した事や実際に使用した感じなど

なぜ検討しようと思ったのか?

この点に関してはやはりEmobile(イーモバイル)を使用した際に帯域制限による速度低下などがありましたので、残念ながら動画などを見た際に途切れたり再度読み込まなければならないなどといった状況が発生してしまう事が多々ありました。Wimax(ワイマックス)では帯域制限(速度制限)が無いことが最大の特徴となっていますので、この点も含めて導入したのが最大の理由です。実際に自分の場合は切り替えた事によってHuluやYoutubeなども途切れる割合が減りましたので、そういうことではないだろうかと思います。

接続速度に違いはあるの?

最大速度に関してはWimax(ワイマックス)はEmobile(イーモバイル)に劣ると言われています。速度自体は読み込みには関係があるかもしれませんが、帯域制限(速度制限)がありませんので持続性を求める場合にはWimax(ワイマックス)でも十分はないかと思います。

電波状況

この点においてはWimax(ワイマックス)、Emobile(イーモバイル)に関係はあまりないのではないかと思います。現在はMobile Slimを使用していますが、電車や自動車で移動している際に基地局の切り替えがいまいちうまくいかない事が多い気がしますので、この点においては改善をして欲しいと思います。

家でもWimax(ワイマックス)は出来るの?

正直、家でWimax(ワイマックス)をするという点においては電波状況によるのではないかと思います。電波が入る場所であれば自宅使用でも速度もある程度出ますので、全く問題がないと思います。自分の場合は会社では接続ギリギリの状況で速度はほとんど出ませんし、家でも窓側でなければ厳しい状況です。

使用機種

Mobile Cube

持ち運びがしやすいのですが、若干接続までに時間がかかる事があります。Linuxでの使用に関してはMobile Cubeの時は無線LANアダプタとして認識してUSB接続にてインターネットへの接続を確認することができました。

Mobile Slim

通信時間と上り速度が向上した薄型のルーターです。実際に使用をしてみますと電源を入れてから接続までの時間がかなり短縮されているような感じがします。ただ、自分の環境だけかもしれませんが、電車や自動車での移動においては電波の切り替えがうまくいかない比較的多くある気がします。

Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14

Wimax2+やau 4G LTEの通信方式に対応したモバイルルーターです。アップデートによってかなり改善された部分も多く、auのスマートフォンとの併用によって使用料金の値下がりがあったり、通信量の制限免除があったりもします。無線LANスポットへの接続もできますので、わざわざ機器側で無線LANを変更する必要なく使用ができます。

Wimax(ワイマックス)情報サイト

注意点

電波依存の部分があります

電波を使用している以上は完全に通信が途切れなくなるという点は解決はしません。また、最近では比較的改善をしていますが、速度に関しては確かに帯域制限(速度制限)があったとしても電波状況によってはEmobile(イーモバイル)の方が良いという環境にも遭遇する可能性もあるかと思います。

地下鉄などでの利用に関して

地下鉄などに関しては駅での使用は可能ですが、駅同士の区間(運転中の車内)では容易に通信が途切れます。路線内全てで使用が出来るわけではありませんので注意が必要です。

免責事項など

あくまでも導入は自己責任で行ってください。契約や使用に関して私は責任を一切持ちません。また、プランなどに関しましては変更などが頻繁に行われていますので契約時などに今一度ご確認下さい。