ElysiaOSをインストールしてみました

季節もいよいよ徐々に秋を感じで気温も少しずつ涼しくなってきました。個人的には今月は娘の関係で運動会があったり、他にも手伝いがあったりしますので少しドタバタしそうな感じがありますが、体調に注意しながら過ごしていきたいと思います。

いつもお世話になっている薬局さんで処方してもらっている生脈散加味温胆湯により体調もかなり改善してきましたが、なんとなく身体の重だるさ的な感じが継続していますので継続したいと思います。


今回の記事に関する目次


Elysia OSについて

実はデスクトップ環境のHyprlandに関する情報を検索している際にElysiaOSというLinuxを発見しました。このLinuxはArchlinuxがベースでデスクトップ環境をHyprlandにしてカスタマイズされているディストリビューションでこのカスタマイズがなんと言いますか…アニメのキャラ的な感じでどちらかといえば以前少し紹介した事があるNyarchLinuxのコンセプトに近い感じがあります。

ただ、NyarchLinuxはGnomeで色々なソフトなどが最初から搭載されているのに対して今回紹介するElysiaOSはHyprlandのデスクトップ環境は搭載されていますが他のソフトに関しては後から導入してね的なスタンスなので個人的にはある意味で無駄なものがないLINUXでもある事から良いかな…っと感じます。

ご注意ください。

ご利用の際には以下の点にご注意ください。

  • DistroWatchを拝見しても起源などが不明なLINUXとなります。
  • このLinuxは中国の会社が開発しているゲーム「崩壊3rd」の世界観をイメージしたLINUXの様です。
  • 女性キャラなどのアイコンなどが満載なのでお試しなどの場合はご注意ください。

上記の事情があるので導入などに関しては自己責任でお願いします。

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正直最初は何をしたら良いのかわからない…

正直、公式HPにもほとんど使用方法などの記載が見受けられない事から起動直後は何をしたら良いのかさっぱりわからないLinuxでもあるのでこれは大変かもしれない…っと感じましたが、実際はショートカットキーがわかれば普通のHyprlandに近い感じで運用する事が可能ですし、設定も理解すれば問題なく使用できる様になります。ただ、ElysiaOSを最初から使用を開始すると他のLinuxで苦労する可能性はありのかなとは思います。

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インストール方法について

あくまでも自分の環境ではありますが以下が必須になります。

インストール条件

  • オフラインインストール不可
    オフラインの状態でインストールしようとするとエラーがメッセージボックスで表示されてインストールできません。これはインストール時にアップデートを自動で実施するプログラムがインストーラーでされている為ではないかと思われます。
  • ネット回線について
    無線LANの場合は特に電波がきちんと入っている場所など安定した回線でないと途中でエラーを吐き出して勝手にインストールが終了します。(無線LAN以外にもLAN接続されていても胃不安定な回線の場合は要注意です。)
  • ある程度のスペックが要求されます。
    基本的な動作環境は以下のとおりです。
    ※最小構成
     64-bit processor・4GB RAM・20GB of storage
     3D acceleration (an IGPU or GPU is required to render)
    ※推奨構成
     64-bit processor・8GB RAM・100GB of storage
     3D acceleration (an IGPU or GPU is required to render)
    実はCPUがAtomなどでインストールしようとしたのですが、スペックが足りない場合は「スペック足りないからインストールできない」と言われてインストール自体も出来ません。(雑な言い方をすると「パフォーマンス的に無理だよ!」とエラー吐き出します。)
  • NUMロックがONになります。
    NUMロックがONになってますのでノートパソコンなどの場合は注意してください。

なんとなく独特なLINUXではありますが、CPUがCore mシリーズクラスであればなんとかインストールと使用はできるのではないかと思います。

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インストールの大まかな流れ

大体以下の様な感じでインストールが可能です。

  • 無線LANの場合は右上にある無線アイコンをクリックして接続しておきます。その際にNUMロックがONになっていますのでパスワード入力時に注意する事と実際に接続されているのにもかかわらず接続されていないと表示される場合があります。接続されているかどうかに関しては右上の無線LANアイコンの脇に通信速度の表示有無で判別されると良いかもしれません。
  • インストールする際にCPUとグラフィックがわかる場合には選択、それ以外の場合にはotherなどに設定すると良いと思われますが、できれば選択した方が良いかと思われます。
  • インストール時に15%程度でフリーズしたっぽい感じになりますが、右上のWifi通信速度部分などを見て変化している状況であれば動作していますので気長に待ちます。(アップデートを実行している事による影響です。)

インストールが終了すると再起動を促されますので再起動をすると使用可能となります。

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設定について

設定は以下の様な感じで出来ます。

  • 日本語入力について
    Fcitx5などはすでに導入されていますので$sudo pacman -S fcitx5-mozcを追加導入した後に上部タスクバーの壁紙変更部分脇にカーソルを合わせると表示されるキーボードマークにて右クリックしてjapaneseとmozcで設定する事で完了です。ただし、この状況だとfcitx5は起動しませんので以下の様に設定しておきます。
    $sudo nano .config/hypr/hyprland.confにてexec-once = fcitx5 &を追記します。
  • キーボード配列について
    fcitx5の設定は変更されてもHyprland上では英字キーボードの設定にされていますのでファイルで設定しておくと確実です。なお、タッチパッドに関しても以下のような設定で機能などが使用できるようになります。
    $sudo nano .config/hypr/hyprland.confにて下記内容を追記します。
    input {
    kb_layout = jp
    kb_options = grp:win_space_toggle
    numlock_by_default = false:NUMロックの有無

    touchpad {
    natural_scroll = no:ナチュラルスクロールの有無
    clickfinger_behavior = true:パッド上で指によるスクロールの有無
    tap-to-click = true:タップによるクリックの有無
    }
    }
  • 日本語表示などへの変更について
    デフォルトだと英語表示なので$sudo nano /etc/locale.genでja_JP.UTF-8をコメント化をやめて保存し、$sudo locale-genと一応$sudo localectl set-locale LANG=”ja_JP.UTF-8″を実施して再起動で設定できました。
  • 時間帯設定について
    時間帯に関しては日本になっていませんのでln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtimeにて設定しています。(別のLINUXで設定しているサイトでは-sとなっていましたが、エラーが出ましたので-sfにしています。)
  • パソコン名について
    パソコン名に関しては$sudo nano /etc/hostnameにて編集する事で設定可能です。特に同一ネットワーク内で複数台へインストールする際には注意が必要です。
  • タッチパネルに関しては他のLINUXで動作している場合には動作する可能性あり。自分の場合は$sudo pacman -S xf86-input-evdev xf86-input-libinput xf86-input-elographicsでインストール後に再起動で動作を確認していますが、動作するかはある意味で運次第です。(レスポンス的に少し問題あるかもしれません。)
  • 電源設定について
    $sudo nano /etc/systemd/logind.confで内部を編集する事で設定可能です。
  • 壁紙設定
    /home/(ユーザー名)/.config/Eliysia/wallpaper/内でDarkとLightで設定可能です。ランダムに表示される可能性があるので固定化したい場合は1ファイルのみにするのが良いかと思います。

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ソフトのインストールについて

基本はCosmic Storeでインストールが出来ますが、最初インストールしたいソフトをインストールしようとした際にエラーが出ましたので右上の設定アイコンにあるFlatpacSourcesにてaddをクリックすれば問題なくインストールできる様になります。

※Pamac-aurに関してはエラーが出てしまい、導入できませんでした。
※ファイヤーウォールはGufwではなくufwを使用する事になります。(gufwは起動しませんでした。)
導入する場合は$sudo pacman -S ufw → $sudo ufw enableです。

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覚えておくと便利なショートカットキー

覚えておくと便利な基本ショートカットキーは以下のとおりです。($mod=windowsキー)

  • $mod+q
    ソフトを終了する
  • $mod+space(これ知っておくと便利です。)
    ランチャーを起動する。
  • $mod+t
    ターミナルを起動する。

他にもありますが省略させてもらいます。ただ、$sudo nano .config/hypr/hyprland.confで見ると大体の機能はわかるかと思います。また、一部でインストール時のショートカットキーとインストール後のショートカットキーが異なる部分(F1のミュートなど)がありますのでご注意ください。

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使用感とまとめ

通常のhyprlandと何が違うのかと言われてしまうとアニメ的なテーマが導入されている点とGarudaLinuxのHyprlandを動作させるスペックはないけど比較的軽快にHyprlandは使ってみたい…っという感じの方を中心におすすめではないかと感じましたが、個人的には自分は設定までしてからパッケージインストールのしづらさとオーディオ設定など一部設定に限りがあるので別のLINUXにしています…

アニメ的な感じでオタク感満載なので崩壊3rdというゲームが好みであったり、Moebuntuの様な感じが好みの方には合うかと思います。操作よりも確実性を高めている感じで一部設定中などにおいては他の画面が出なかったりする事がありますが、この辺りはまあそんな感じなのだろうなと思いました。

今回はElysiaOSを紹介しました。
まあこんな感じです。

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