HOI2 DHのスペック限界について

富士山でも初雪を観測したり、朝起きるとブルッと寒さを感じる日が増えてくるのを感じるとつくづく徐々に秋から冬に近づいているのだな…っと感じさせられてしまいます。お世話になっている漢方薬局さんで冷えを相談したところ、予定通り加味帰脾湯麻黄附子細辛湯にしましょうという話がありましたので切り替えました。

少し前からなかなか時間は取る事ができない状況ではありますし、購入してから何年経過しているんだよと突っ込まれそうですがHOI2 DHをプレイしています。

驚きなのがWindows10でも問題なくプレイをする事が可能でSteamでも千円未満で購入できる格安なのにも関わらずプレイに関しても奥深いという事もありますので人気ゲームでもあります。ただ、一部の国では発売が禁止になったりもしていたりとシビアな面も持ち合わせているゲームでもあります…

スペックの限界を模索してみた…

現在、所有していたり調べていたりするパソコンの中で、果たしてどの機種をメインにプレイしていこうかと考えた際に逆にどのスペックが限界なんだろうかと思ってしまいますので色々と検証してみる事にしました。

システム要件

HOI2DHのシステム要件は下記のとおりです。 見た感じですと意外と低スペックでも動作するゲームでもあるのでこの事も人気になっている1つの要因ではないかと思います。どちらかというとHoiシリーズ全体がボードゲームをしている印象に近いイメージではないかと感じます。

・CPU:ペンティアム3 800Mhz
・メモリー:128MB
・HDD:2GB
・ビデオカード:4MB(DirectX-compatible)

Steam(Darkest Hour: A Hearts of Iron Game)のシステム要件より抜粋

このスペックですと徐々にゲームが進行していった際にかなり動作が重くなったり、厳しい部分も多くあると思いますが、もともとWindows7にも対応していますし、Windows10での動作も特に動作中に落ちたりする事もありませんのである意味で超大作だな…っという印象も受けます。

日本語化 VS 英語

日本語化もできますが、日本語化するよりも英語でプレイをした方が快適に動作します。これは情報サイトなどによると2ビット文字に対応していない日本語へ変換しているので2ビットに最適化されていないといった点などもあるようです。

ウインドウモード VS フルスクリーンモード

正直、なんとも言えません…ただ、個人的な感想としてはフルスクリーンモードで起動しない場合はウインドウモードでの起動によって動作はする可能性が高く、動作も少し改善されている感じもありますが、速度改善としての動作改善はあまり期待できないのではないだろうかと思います。

検証してみました

YOGA Tablet2 851F

まず考えたのがタブレットPCでごろ寝しながらスクリーンをタッチしてプレイ出来たら気軽に持ち運ぶことも出来るし文句もないな…っと思いながらで検証してみました。スペック的にはCPUはAtom Z3745・ メモリもLPDDR3 2GB(最大)、Windows10 32bitでフルスクリーンモードだと見切れますのでウインドウモードでの起動となります。動作は若干重い感じで推移しますが、極端にできないという事はないかと思います。

ただし、タブレットではありますがBluetoothマウスなどを外付けした方が色々と操作性に不自由を感じてしまう事が多いのでタブレットの様にスクリーンをごろ寝でタッチすれば解決する…とはいかない感じです。マウスエミュレートなどもあったりしますがそれでも不便に感じてしまいます。

Loox MH380/1A

比較的、解像度も比較的大きく取ることができるネットブックとして富士通が販売した機種で、CPUはAtom N475・メモリは 最大2GB(DDR2 PC2-5300)、 Windows7 Starterの仕様です。やはりCPUがシングルコアとなっていますので動作も重すぎてプレイにも限界を感じるレベルですので割り切ったプレイか諦めるかの感じだと思います。

Yogabook with Windows

こちらでも紹介していますが、キーボードが浮き出たり、折りたたみなどもできるタイプのパソコンでCPUはAtom x5-Z8550、メモリは4GBの仕様です。ウインドウモードで若干調整する必要がありますが起動します。動作も快適に動作しますので半タッチスクリーンでのプレイも比較的できます。(HOI3に関してはフルスクリーンでプレイする事はできますが、こちらは若干起動に時間がかかったり、もたつきなども見受けられますのでおすすめは出来ません。)

Panasonic CF-F8

14.1インチのノートパソコンで取っ手がついているので持ち運びなども便利ですが、CPUはCoreTM2 プロセッサー SU9400、メモリーも4GB(最大)、Windows10 32bitでの仕様です。フルスクリーンモードで動作可能でプレイ自体は問題はありませんが、自動セーブなどの際にはもたつきが一時的ではありますが出ます。

Toughbook CF-19

耐衝撃・耐塵・耐水などに対応できるタフブックと呼ばれるシリーズのノートパソコンでCPUはCoreTM2 Duo プロセッサー U7500、メモリーも3GB、Windows10 32bitの仕様です。 動作も重たいので実用性においてはプレイはおすすめできません。

Gateway GW1 GW1-011-F12N

2in1のパソコンで本体とキーボードドックを切り離せるようになっているパソコンです。CPUは Atom X5-Z8350、メモリーは2GB(最大)、Windows10 64bitの仕様です。フルスクリーンモードで当初は起動できていましたが、Windows10のバージョンが上がってしまってからはウインドウモードでの起動が原則となり、タスクバーを自動的に隠れる様に設定するか左右に回避させないと一部見切れます。MicroSDをVHD化してインストールしても問題なく使用していますが、出来るなら本体側のHDDにインストールされる事をおすすめします。 (HOI3に関してはフルスクリーンでプレイする事はできますが、こちらはYogabookよりも若干起動に時間がかかったり、もたつきなども見受けられますのでおすすめは出来ません。)

大体こんな感じだったら問題なく動作するかも…

一応色々と検証してみましたが、AtomクラスだとGateway GW1 GW1-011-F12NのAtom X5-Z8350あたりであれば最低ラインは維持できそうな感じではないかなと思いました。これより下のスペックでも動作しますが、Atom N260では起動もできそうにないレベル、N475でも相当厳しい感じではないかと思います。

また、Atomよりもスペック的に良いと言われているCeleronであれば、Yogatablet2でも問題なく動作した事を考えると3万程度で購入できるApollo Lake(N3745・N3800・N3850・N3450あたり)以上でメモリーも2~4GBあればウインドウモードやフルスクリーンモードで特に関係なく動作するのではないかと思います。ただ、ご購入や動作などの機種選定などは自己責任でお願いします。

まあこんな感じです