サーバー」タグアーカイブ

SSL(暗号化)への対応のお知らせ

常時SSLの対応とアドブロックについて

連休が2週もありますね…

自分は土曜日はお休みではありませんので2連休になりますが、土曜日がお休みの場合は3連休が2週に渡ってあるというのは凄いことではないでしょうか…どこかに行かれますか。私は妻の親族が東京へお越しになっておりますので最初の2連休は一緒に行く予定ですが、後半の2連休はどうなるかはわからない状況ですね…

一応、様子を見ながらどこかへ行けたら行きたいと思います。

satlab-gineiden.comは常時SSLに対応しました

2018年9月14日よりサーバーの設定などを確認しましたところ、SSL化(暗号化)をする事ができるという事になっておりましたので思い切って常時SSL化(暗号化)の設定を行いました。本来は別のサイトも行っていきたいと思っておりますが、設定などの関係で今のとことこのサイトのみとなっております。

ただ、もともと皆さんから何かコメントや情報を入力させたり…っといった事もしては降りませんので安心してご利用いただければと思います。

今後もSatlab Websiteをよろしくお願いいたします。

このサイトのポリシー

このサイトを運営していく中でこのサイトに関するポリシーといいますか…方針的な部分を昔から決めていますのでよろしければ御覧ください。

文章について

他のサイトで記載されている部分は参考程度に留める様にしていますので、一般的に自分で思っている事を中心に記載をしています。また、画像なども出来る範囲で記載をしていきたいと思っていますが、昔から画像ではなく文章に偏りがありますのでその辺りはご了承いただければと思っています。

更新頻度

基本的に間が空いてしまう時は空いてしまいますが、基本的にあまり更新頻度は気にしていません…それよりも書きたいことを中心に記載していますので話題などもバラバラだったりもしてしまいますが、その時はそんな感じなんだなと思ってくださればと思います…

アドブロックに対する拒否対策をしない

ブラウザの拡張機能などでアドブロックを施されている、いないにかかわらずこのサイトでは普通に御覧いただけるブログを目指しています。アドブロック対策をしているのでご覧いただけませんといったサイトもあったりしますが、個人的にもかなりモヤっとしてしまいますのでその様な事にならない様にしています。

他のサイトにもリンクします…

情報などが掲載されていたり、公式で運営されているサイトなどがあれば躊躇せずにそちらへもリンクするようにしています。良いと思ってくださったのに詳細がわからないという事は避けたいと思っていますのでリンクがなされている場合にはそうなんだと思っていただければと思います。

プラグインを一部停止(暫定)

現在使用しているシステムは色んなSEOに関するプラグインが公開されたりしておりますので自分も現在まで使用してきましたが、こういう文章を考えるよりも内容を充実させたいなと考えていますし、実際に検索で探してみると関係なさそうなので意味があるのかは謎ですがとりあえず停止してみました。

まあこんな感じです。

サーバー構築

FTPやPPTPサーバーの構築

FTPサーバーの構築(Proftp)

次に取り掛かったのはFTPサーバーです。外部からWEBサーバーのページや内容ファイルを更新する為にはFTPサーバーを構築しなければ基本的にはできません。(ファイル共有などでできないことは無いですが、私は色々な場所で更新したいし、面倒だったので構築しました。)

PROFTPの起動

起動は意外と簡単です。Turbolinux10serverではProftpというFTPサーバーソフトを使っています。他にも色んなソフトがありますが、一番簡単に構築できたので採用しています。起動させればサーバーにアカウントを持たせればクライアントソフトを使用してログインできるようになります。

起動はコマンド画面で入力し、ENTERを押すとサービスは起動します。
# /etc/init.d/proftpd start

FTPサーバーの設定

最初の設定では、サーバーにログインしたユーザーは、自分専用のフォルダより上の階層のディレクトリへアクセスすることしかできない様になっています。しかし、サーバーにアップロードさせたいファイルなどがあるかと思います。そこでまた設定です。設定を行うにはWWW(WEB)サーバーの設定と同様にファイルの内容を変更し、サービスを再起動させることです。設定ファイルの場所は「/etc/proftpd/proftpd.conf」になります。最初は何を見てもわかりませんが、ポイントごとに設定していけば特に問題なく色々使えるようになります。

#DefaultRoot ~(#が付いていたら消します)

実は上の設定では「~」の指定により、ユーザーの初期位置が自分のホームディレクトリ(WindowsでいうMydocumentsフォルダみたいな感じ!?)に転送されます。もし、ユーザーのホームディレクトリにある「public_html」ディレクトリに転送したいのであれば、以下のように指定することもできます。通常、「~/public_html」は、ユーザーのホームページを公開するフォルダ(ディレクトリ)として使用されています。よって設定例は次の様になります。

(設定例)DefaultRoot ~/public_html

書き込みと読み込みについての設定です。個別に(フォルダーごとに)書き込みや読み込みに関する許可などの設定ができます。「AllowAll」とは許可の意味、「DenyAll」とは不可の意味をそれぞれ持っています。

<Directory foo[ディレクトリの位置]>
<Limit DIR READ>(読み込みについての記述)
AllowAll or DenyAll
</Limit>
<Limit WRITE>(書き込みについての記述)
AllowAll or DenyAll
</Limit>
</Directory>

設定を保存した後にサービスを再起動させます。
# /etc/init.d/proftpd restart

裏技???

上記の設定で若干不可解で理解できなかった事はユーザーごとに転送可能な異なるフォルダの設定はどのようにしたら良いのかさっぱりわかりませんでした。

例えば[アカウント1]の場合→[フォルダ1]、[アカウント2]の場合→[フォルダ2]のような場面です。設定を色々見てもいまいち理解ができません。
そこで思ったことはレンタルサーバーではなく、自分個人のサーバーなのでクライアントの設定はあまり気にしなくても大丈夫だろうという考えでした。(つま
りつながれば良いじゃんという考え)

そこでそれぞれ[フォルダ1]と[フォルダ2]を作成して試してみました。作成したフォルダを右クリックでプロパティを開き、許可情報の部分でユーザー名とグループの設定を変えてみました。そして、クライアントのFTPソフトの「ホストの初期フォルダ」の部分をその[フォルダ1]の場所にしたところ・・・なんと成功しちゃいました。しかし、設定を一歩間違えると「セキュリティーホール」になっちゃうかも知れないので注意です。

意外と簡単にできるFTPサーバー

サーバー構築で一番簡単だったのが実はFTPサーバーでした。他のサーバーに比べて設定も少なかった事もあるかと思います。

他にもFTPサーバーソフトはあります。

ProFTPの他にもVSFTPなどといったFTPサーバーソフトもあります。LINUXの種類によっては設定が違う場合もありますので、注意しましょ
う。

サーバー構築

メールサーバーの構築メモ

メールサーバーの構築メモ(Postfix)

WEB(WWW)サーバーの次はメールサーバーを構築しましょう。これが完成すれば自由なユーザー名とパスワードでのメールの送受信が可能になります。ただし、BiglobeのOP25Bにはこの方法では対応できません。

設定項目

SMTPサーバーの名前

▼確認または修正
myhostname = YYY.XXX.com
myhostname = [SMTPサーバーの名前]

リモートからのSMTP接続要求に応答するアドレス

▼確認または修正
inet_interfaces = ALL 又は localhost
inet_interfaces = [ネットワークなどの範囲]

このSMTPサーバーが受信するドメイン名リストを指定

▼確認または修正
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, $mydomain
mydestination = [受信した際の正しいメールアドレスの記述方法の指定]
これで基本的な事はできました。保存してサービスを起動する必要がありますので、「/etc/init.d/postfix start」でまずはサービスを起動させます。以上で「Postfix(SMTPサーバー)」の設定は完了です。これだけで、基本的なSMTPサーバーが構築できるはずです。

注意

良く勘違いをされがちですが、「Postfix」はあくまでSMTPサーバーのソフト(LINUXサービス)であって「POPサーバー」や「IMAPサーバー」のソフトなどはもちろん別途必要ですので注意しましょう。以下にPOPサーバーについて設定を記載しておきます。

POP3/IMAPサーバーの起動をしましょう

私の環境での構築はPOP3/IMAPサーバーはスーパーサーバーデーモンであるxinetd経由で起動することができます。また、起動にするには、以下のコマンドを実行します。

chkconfigでPOP3やIMAPを起動と実行

# chkconfig pop-3 on
# chkconfig imap on
次に既に起動中であるXINEDを再起動します。
# /etc/init.d/xinetd restart

接続を許可する項目を追加する

次に/etc/hosts.allowにPOP3/IMAPで接続されてきた際に、サーバーへの接続を許可するホストを指示します。基本的には以下のよ
うに指定をすれば、インターネットやイントラネットなど全アクセス要求を受け入れるようになります。

POP3とIMAPを許可する設定

ipop3d: ALL
imapd: ALL

このままでは外出先からメールが送れない!?

「Postfix」には、最初から設定で外部からの使用を制限する「第三者中継を拒否する設定」となっています。しかし、外部から「SMTPサーバー」を利用して送信することがこのままだとできません。つまり、イントラネットでの使用のみになります。しかし、外出先からメールを送信したいとか、ある条件で第三者(外出先の自分)によるメール中継を許可したい場合、設定が必要になります。セキュリティーも保持する意味でも広く利用されている手法が「POP before SMTP」と呼ばれている手法です。

POP before SMTP は、POPによるユーザー認証をSMTPで利用することによって中継を許可することができますPOP before SMTP の実装には、いくつかの方法があるみたいです。

外出先からメールを送ろう!

私の環境では「Postfix」と「POP」と「IMAPサーバー」が同じホスト上で稼働していることを前提に解説します。この場合、編集が必要な設定ファイルは、「/etc/sysconfig/dracd」です。

ここで設定するのは主に2点です。

  • ENABLE_DRAC=”no”(yes に変更)
  • EXPIRE_TIME=”数字”(リレーを許可する IP アドレスの保持時間)
    →EXPIRE_TIMEの数字はリレーを許可するIPアドレスの保持時間を示しています。あなたの環境に応じて変更してください。この数字の単位は「分」となりますので、注意しましょう。また、POP before SMTPの設定項目はまだあり、SMTPサーバー(Postfix)の方も一緒に設定しなければなりません。

Postfix側の設定

「/etc/postfix/main.cf」というファイルに次の行を追加します。
smtpd_recipient_restrictions = permit_mynetworks, check_client_access
btree:/etc/dracd/dracd, check_relay_domains

サービスの再起動

コンフィグを変更して有効にする為に、必ずサービスを起動や再起動しなければなりません。以下のコメントでうまく起動すれば外部からのメール送信ができます。つまり、POP before SMTPの完成です。

# /etc/init.d/portmap start
# /etc/init.d/dracd start
# /etc/init.d/postfix restart

注意

ここで落とし穴があります。この設定が成功し、サービスが正常に起動していても接続できない場合があります。それはまずブロードバンドルーターの設定とメール送受信ソフトの関連です。OUTLOOKであれば送信メールサーバーの項目のこのサーバーは認証が必要の部分にチェックを入れなければなりません。

OP25B対策について

BIGLOBEのプロパイダーの為、OP25B対策にバリバリ引っかかってしまいました。対策はあることにはあるのですが、非常に条件が厳しく、送付できなくしました。中継という概念を導入しましたが、IDとパスワードが必要などBIGLOBEのプロパイダーでのサーバー構築は固定IPを取得した上での構築か、他のプロパイダーをお勧めします。 BIGLOBEはこういう人たちのことを何も考えていませんから(苦)

WebServerの構築メモ

WebServerの構築メモ①

私が最初に構築したかったのは本当はWEB(WWW)サーバーですが、プロキシサーバーが緊急を要したので、2番目の構築となりました。(本当は逆の方が良いのですが・・・)TurboLinuxでは最初からインストールされています。つまりサービスを起動すればよいだけですので、「#/etc/init.d/httpd start」とコマンド入力すれば基本的には簡単に動作します。後はテストとして先ほど取得したドメイン「例:www.satlab-gineiden.com」などをブラウザのアドレスに入力し、テストページが表示されるかどうか試しましょう。また、LINUX上ではデフォルトに「/var/www/html」がセッティングされています。

もしもテストページが表示されない時の原因

テストページが表示されない時の原因として挙げられる項目は「ブロードバンドルーターのポート配分部分の未設定、設定ミス」「独自ドメインを取得後すぐにテストしている(独自ドメインは取得後2~3日で有効になる場合が多いです)」などが考えられますので、すぐに確認してみてください。

簡単に設定してみる

設定についてはWindowsの環境と違い、自力でコンフィグファイルを必要に応じて書き直していきます。また、設定変更は保存しただけでは有効にならず、サービスを再起動する事で設定が有効になりますので、注意が必要です。設定の変更は「/etc/httpd/conf/httpd.conf」をメモ帳などで開く事で行います。設定変更や確認の項目は以下の通りとなります。

設定についてはWindowsの環境と違い、自力でコンフィグファイルを必要に応じて書き直していきます。また、設定変更は保存しただけでは有効にならず、サービスを再起動する事で設定が有効になりますので、注意が必要です。設定の変更は「/etc/httpd/conf/httpd.conf」をメモ帳などで開く事で行います。設定変更や確認の項目は以下の通りとなります。

ポート番号の指定

▼確認または修正
Port:80
Port:[ポート番号]

サーバー管理者のメールアドレスの指定

▼確認または修正
ServerAdmin XXX@XXX.com
ServerAdmin [メールアドレス]

サーバー機でサイトがどこに保存されているかを指定

▼確認または修正
DocumentRoot “/var/www/html/”
DocumentRoot “[保存場所]”

「http://www.XXX.com/」でのアクセス時表示させるファイルの種類

▼確認または修正
DirectoryIndex index.html
DirectoryIndex [ファイル名](なお、2種類以上は半角開けて記述)

これで基本的なことはできたはずです。(自信は全くないのですが・・・)後はサービスを再起動させて動作チェックをしましょう。また、ポートなどの設定変更の場合にはブロードバンドルーターなどの設定も重ねて行いましょう。

バーチャルホストについて

バーチャルホストとは複数ドメインを取得し、1台のWEB(WWW)サーバーで表示させる場合に、それぞれのアドレスでのアクセスとサーバー上でのフォルダの位置の設定だと思ってください。デフォルトですと全く同じページが表示されてしまいます。つまり、簡単にすると、次のようになります。

バーチャルホスト概略

バーチャルホスト概略

図では以下の様になっています。

  • 「http://www.XXX.com/でアクセス→/var/www/site1/の内容表示」
  • 「http://www.YYY.com/でアクセス→/var/www/site2/の内容表示」

この設定には実は少し苦労しました。なぜかうまくいかなかったのですが、以下のように設定したら動作するようになりました。また、うまくいかない場合はサービスを再起動した際にエラーの行数が表示されますのでその部分を確認して修正すれば良いと思います。

バーチャルホストの設定

▼確認または修正
NameVirtualHost *
NameVirtualHost [ポート番号]

ポート番号の指定

▼確認または修正
<virtualhost *=””>
ServerName www.XXX.com
ServerAdmin XXX@XXX.com
DocumentRoot /var/www/html/site1/
</virtualhost>
<VirtualHost [ポート番号]>
ServerName [ドメイン名]
ServerAdmin [管理者のメールアドレス]
DocumentRoot [保存場所]
</VirtualHost>
※<及び>はこのページでは全角ですが、半角で記載してください。

これで設定はできましたので、ブラウザでそれぞれのアドレスを表示されるか確認してみましょう。もしも双方共にページがちゃんと表示されているならば、WEB(WWW)サーバーの構築は完了です。バージョンによっては設定が異なります。

バージョンによってはバーチャルホストの設定方法が異なったり、他のWEBサーバーソフトを使っていたりする場合がありますので、気をつけましょう。

修正履歴

2007/01/18:NameVirtualHost [IPアドレス]から[ポート番号]へ修正。

DDNSなどのドメインに関するメモ

そういえば説明を忘れていました。ローカルネットワークで見る事が可能でもインターネットからはそのままでは見れない可能性があります。それはDNSの設定です。DNSとは簡単に言いますと、”「www.XXX.com」のドメイン名のアクセスが来た際にサーバーの住所は「XXX.XXX.XXX.XXX」なので、そこへ接続してください”といった感じになります。つまり、サーバーの場所とドメインを結び付けてくれる役割を行うサーバーです。

設定のポイント

設定は意外と簡単です。指示する項目としては「ホスト名」「ターゲット」「タイプ」「MX設定」の4種です。各独自ドメイン取得サービスのサイトのヘルプには説明がありますので、よく読みながら設定するのが良いかと思います。ここでは例に挙げて説明します。

ホスト名

例として「www」などの項目を記入します。もし「www」であればWEBサーバーの意味になります。また、「ftp」であればFTPサーバーの意味になります。

ターゲット

ホスト名でアクセスしてきた時にどこにそのサーバーがあるのか場所を指示します。主にグローバルIPアドレスを記入しますが、もしこれがURLであればその指定ページへ「転送」させるといった意味になります。

タイプ

タイプには色々な種類がありますので注意が必要です。IPアドレスを指定する時に使います。

  • タイプ:Aの場合
    ターゲットには必ず[IPアドレス]を指定する必要があります。
  • タイプ:MXEの場合

簡単にメールサーバーを設定する為に使用されます。ターゲットには必ず[IPアドレス]を指定する必要があります。複数指定時はメールサーバー優先度は一律10となります。主にドメインに対してメールサーバーを複数台使用する場合に用いられる方法です。

  • タイプ:MXの場合
    ターゲットには[ドメイン名、ホスト名]を指定する必要があります。ただし、ターゲットの名前を解決をさせなければなりません。ここでメールサーバーの名前が解決されていない場合はA (IPアドレス)をあわせて設定する必要があります。
  • タイプ:CNAMEの場合
    ホスト名のエイリアス設定です。ターゲットには[ドメイン名、ホスト名]を指定する必要があります。このタイプによって「WWW1」でアクセスしてきても「WWW」として認識させる事などが可能です。ただし、メールを利用するホスト名の使用はメール不達の原因になるので厳禁です。

サブドメイン?

独自ドメインとは別にサブドメインといったものがあります。wwwなどがついていないURLとなりますが、あまり問題が無いのかもしれません。あまり使ったことが無いのでわかりませんが、無料サービスが多々あります。しかし、自分の好きな名前が自由に使用できないのでその辺が難点です。

アドレスも表記が異なり、独自ドメインは[http://www.XXX.com/]というアドレスになります。サブドメインについては[http://XXX.YYY.net]など先頭に[www]が付かず、[YYY]というそのサービスのサーバーの名前になります。
SSLも一応使える!?

一応SSLもデフォルトで使用できる状態になっています。ただし、認証局によって証明書が発行されていないので、アクセスしたときに証明書を受け取る必要があります。受け取れれば暗号通信にはなりますが、不安に思う方がほとんどかもしれません。

以上でとりあえずWEBサーバー構築は終了。

このくらい設定しておけば十分WEBサーバーとして機能します。後は色々いじってみるのもいいかと思いますが、自分はちょっとサービス起動失敗した際に困ってしまうのでまだまだ勉強が必要ですね・・・

サーバー構築

サーバー構築メモ(構築前の部分)

Turbo Linux 10 Serverによるサーバー構築メモ

このページではSatlabNetworkの為に構築したサーバーの構築方法について紹介したいと思います。このページはあくまで自分自身のメモ代わりとして思い出すために使っています。つきましては、このページを参考にされるのは良いですが、構築失敗の責任または完全サポートなどに関しては一切責任は負えませんのであらかじめご了承ください。

サーバー構築の理由と調査

最初はレンタルサーバーで借りた容量や制限でぜんぜん構わないと思い、ホームページを実際に作成して使っていました。しかし、ある程度勉強するとCGIなども実際にやりたいといった項目も出てきます。CGIはレンタルサーバーでは制限などを掛けていることも多く、様々な面で悩まされます。実際に私が昔使っていたレンタルサーバーではCGIは一切使えませんでした。私はこんなことならサーバーを作ってしまえばいいじゃないかと感じ、作り始めたのがきっかけでした。その他にも自分の好きなドメインやメールアドレスなども簡単に作れてしまうことに魅力を感じたので、思い切って構築に踏み切りました。

構築する前にやる事がありますので、まずそれから始めます。再インストールなどに2回目以降は別に調べる必要はないかと思います。ただ、ネットワーク環境などが変化したときなどは調べるのも良いでしょう。

  1. 構築環境を調査
    一番最初に調査することは、構築しようとしているあなたのネットワーク環境だと思います。「プロパイダーによってはポートが閉じられている場合」は勿論サーバーは構築できません。構築は出来たとしても結局外からは誰も見ることが出来ません。また、「会社や学校で構築する場合」はネットワークを管理している方に必ず相談し、構築できるのか確認が必要です。
  2. インターネットへの接続環境
    次に、インターネットへどのように接続されているのかを確認します。つまり、構築する際の環境です。主に2つの場合が考えられますので、その場合ごとに説明していきたいと思います。(場合によっては当てはまらない可能性があります)

パソコンでルーティング型

パソコンルーティング型

パソコンルーティング型

この方式はパソコンAをブロードバンドルーターの代役として駆動させている場合です。この場合はサーバーとしてパソコンAで構築する必要があります。この方式の利点はサーバー以外のパソコンに対して自由にセキュリティーを強化できる点とサーバー機能を集約できる点です。しかし、欠点も多く、サーバー機のセキュリティー問題やポート閉鎖問題、サーバー機停止の状況では他のパソコンはインターネットはできません。

ブロードバンドルーター型

ルータールーティング型

ルータールーティング型

 この方式はブロードバンドルーターを使う事によるインターネットへの接続をする方式です。この場合はブロードバンドルーターに接続されていればどのパソコンでもサーバーとして構築が可能です。ポートごとにインターネットからの接続を各パソコンへ分けられますので、用途によってパソコンを分けることも可能ですが、PPTP(VPN)を使う際に接続を切断するブロードバンドルーターもありますので注意が必要です。(私の環境ではルーターが原因でPPTPが出来ませんでした。

準備する

簡単な調査が終わったらいよいよ準備ということになります。準備では主にサーバーをどのような形で構築をしていこうかなどを中心に考えます。結構これは重要になりますので慎重に選びましょう。まずは、サーバー構築環境を整える事から始めます。

サーバーは何も新品である必要は無く、中古のパソコンや余っているパソコンでもある程度のスペックがあれば当然構築が可能です。私のサーバーも余っているパソコンを使っています。OSを選択する必要もありますが、私はLINUXをあえて推奨します。確かにWINDOWSで構築する場合はソフトをインストールする感覚で構築ができるソフトが多々あるので、簡単に構築できる環境が整っています。しかし、結構メンテナンスが面倒な場合も多く、再起動もしなければならない場合もあります。私が推奨するのは「TurboLinuxServer」又は「CentOS」です。チュートリアルなどもホームページで充実してますのでお勧めしたいOSです。私もこのサーバーで使っています。

勉強も大切です!

OSを決めた後に実際に構築するサーバーの種類を決めます。また、OSと構築するサーバーの種類に対して勉強することも大切かもしれません。主に私がやったことは、「構築するサーバーの役割について」、「構築するサーバーごとの必要なソフトなどについて」、「構築後のメンテナンスなどについて」などです。これをしておかないとセキュリティーの関連で痛い目に合います。

構築するまでに約1週間程度で完成しましたが、その後も随時勉強しています。方法だけでなく、内容を理解することも必要ではないかと思いますので、勉強しましょう。

独自ドメインとサブドメインについて

最初にいうことでは無いですが、独自ドメインの取得も考えた方が良いかもしれません。独自ドメインとは、例えば「http://www.yahoo.co.jp/」の場合は「yahoo.co.jp」がドメインになります。そして、この部分を自分の好きな名前にする事ができます。これが独自ドメインです。(ただし、他の人によりドメインが取得されている場合はその名前は使う事ができません。また、原則として1年単位の契約になります。)用途によってwwwやmailなどがドメインの先頭に付けます。サブドメインというのもあります。独自ドメインとは違い、サブドメインはwwwやmailなどがつきません。(つまりhttp://~.newsite.arijin.co.jp/のようになるわけです。

 独自ドメインやサブドメインは、サービスなどを利用して取得します。また、独自ドメインやサブドメインに取得後に色々と設定をしなければサーバーの構築が終わっていても、ホームページ閲覧やメールはできません。良く説明を見ながら設定をしていきましょう。実はこの設定で私は意外と時間がかかりました。

独自ドメイン、サブドメインの取得はこちらから出来ます。

自宅でやるレンタルサーバーも!

 サーバーは実はドメインごとに表示させるページを決められます。つまり、普段からサーバーを周囲で運営しているレンタルサーバーと同じ状態になります。固定IPなどのサービスがあれば貸し出しも可能です。また、私の自宅サーバーも実は多数ドメインによって運用されています。HDDの容量があまっていたのでついでに複数サイトを作っています。

ドメイン取得は後でもいいと思います。

 最初にドメインを取得してしまうと構築している最中もドメインの期間は経過しています。有名な名前とかでない限りはあまり焦って取得しないでもいいと思います。

サーバー構築に関する本を読みましょう

 逆に時間がかからずに勉強しながら構築できる手段は、やはり本ではないでしょうか。最近ではサーバー構築の本が結構多く発売されています。そういう本を読みながら構築するのもいいかもしれません。