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Elive Linuxと誕生日を迎えました。

いよいよ本格的に暑い日が到来してきましたが、雨が降る季節でもありますので天気予報も見たりますがなかなか直前まで天気がどうなるか予測できない日も多いので傘などをどうしようかと悩まされる季節でもあります。個人的には最近になりますがめまいやふらつきなどの症状が出てしまって困っている部分もあります。

いつもお世話になっている薬局で相談すると自分は水分をかなり飲むので水が溜まっている感じがあるので今回は生脈散苓桂朮甘湯をおすすめされましたので早速飲みながら過ごしたいと思います。

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今回の記事に関する目次


誕生日を迎えました。

先日になりますが、無事にまた誕生日を迎えて年齢を重ねる事になりました、その日は妻の親が実家へ戻られる日でもありましたので早朝から空港へ送迎したりと大慌てで、送迎した後に娘が久々に自分の親に会いたいと言い出されてしまって実家に行くの!と機嫌を損ねて自分と妻の言う事も全く聞いてもらえずに嫌だ嫌だという状況だったので親に確認して最終的には実家に行くことになってしまい…

実家に行っても特に自分はやる事はありませんでしたので欠刻何もできずに終わってしまいました…っという事がありましたので今週末にはどこかへ行こうと思っていますが、やはり娘の機嫌次第でも変わってしまうので…仕方がないので臨機応変で対応したいと思います。

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Elive Linuxを試してみました。

現在自分はメインにはKamuriki Linux、サブにはOpenSuseといった環境を使用しているのですが、色々と動作が軽快なLINUXは他にないのだろうかと探している状況で見つけたのがSparky Linuxですが、インストールする事が前提となりますが、デスクトップ環境がKamuriki Linuxと同じで重なっている状況で日本語環境やデスクトップの設定などの簡単さもあるのでそれならKamuriki Linuxの方が良いだろうと思いましたのでそのまま継続しようと思いました。

そんな中、Elive LinuxというLinuxを見つけて試してみたいと思いました。このElive LinuはDebian Linuxがベースとなり、デスクトップ環境にはEnlightenmentを採用しているLinuxでいくつかバージョンが存在しますが、どうやら非商用なのとかなり独特になりますので注意が必要です。

また導入や設定はあくまでも自己責任でお願いいたします。

バージョンについて

主なバージョンとしては以下の通りとなります。

  • Elive Linux Beta – 32+64bit
    2025年6月現在、ベータ版ではありますが現行バージョンとなります。ダウンロードに関しては寄付をしてダウンロードするか、メールを登録すると後からダウンロード先が記載されたメールが来ますのでそちらでダウンロードするかの選択をさせられます。※32ビットと64ビットがあります。また、Enlightenmentの最新バージョンではインストールできずにE16をインストールしてと言われてインストールできませんでした。
  • Elive Linux Stable Version – 32bit
    Stableとあるのでこちらは正式版と思われがちですが、試用に留めてという注意喚起がなされている状況で、本格的に使用したい場合はElive Linux Special – Retrowaveを使用と案内されています。
  • Elive Linux Special – Retrowave
    どちらかというとデスクトップがHyprlandに近い感じの雰囲気に仕上がっているバージョンで、Betaの様にメールアドレス等を記載する事がなくダウンロードもできます。※32ビットと64ビットがあります。
  • Elive Linux Old Version
    こちらはCDROMで起動する事が前提となりますのでUSB起動ができないバージョンです。

自分は今回はElive Linux BetaとElive Linux Special – Retrowaveの2バージョンを試しましたが、このページではElive Linux Special – Retrowaveを基準に記載しています。なお、Betaバージョンとはほとんど違いはないかと思います。

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インストールについて

最初に起動する際はメッセージが何か案内されるのですが、その内容が機種によっては文字化けしている場合もあるので確認する事ができませんが、インストーラーを起動した際に表示されるウィザードで日本語設定にすればデスクトップが再起動してほとんど日本語になりますが、翻訳は43~44%完了しているという表示もなされます。

インストールウィザードに従っていくとインストールする事は可能ですが、ネット接続が推奨されます。無線LANが設定できる場合は設定が表示されるので設定するのが良いと思います。

すごく丁寧なインストーラーという印象を受けますが、途中で寄付しませんか、寄付で活動ができています、活動を動画で見てみるといった内容の案内なども普通に表示されますのでちょっとその辺りが他と比べて嫌だと思われる方もおられるかもしれません。

また、例えばARROWS Tab Q507に64ビットバージョンをインストールしようとすると64ビットバージョンには向いてないスペックだけど本当に大丈夫かいな?といった趣旨の表示がなされますので大丈夫だ問題ないと言えば済む話ですが、だからといって32ビットバージョンは起動しないので選択肢はこれしかないと…

パーティションを自動で区切る時もスワップ作った方が良いけど確保して作っておきますか?といった質問や環境設定の際にもブラウザなどのソフトはどれにするか、起動音とかどうするのかなどといった質問もされますので相当親切でこれだとなかなかインストールではつまずくこともないだろういう印象です。

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日本語環境設定について

一番厄介なのが日本語感環境設定で特に入力に関しては楽天ブログにあるElive 3.8.20 beta (32bit) を BL350/T にインストールしたという記事が参考になりますが、自分はコマンドで実施しています。

#sudo apt update && sudo apt -y upgrade
#sudo apt install -y fcitx-mozc fcitx-config-gtk fcitx-frontend-all fcitx-frontend-gtk2 fcitx-frontend-gtk3 im-config mozc-utils-gui
#im-config -n fcitx

念のために自動起動設定を加えておきます。

#sudo nano ~/.e16/startup-applications.list
※最下部に一応fcitx-autostart を追記して保存します。

とりあえずこれで再起動をした上でEliveCenterの言語とキーボードの構成を実行して日本語に設定、再起動を実施した上で日本語入力が出来るようになります。

ただ、キーボードの文字配列が日本語ではなく英語になっていますのでfcitxのコンフィグ設定でキーボードの英語を削除する(従来のキーボードの日本語がないので設定不可)となんとかデフォルトがMOZCになってOFFにすると日本語配列入力といった感じに設定できますが、この部分に関しては最初日本語入力になるので嫌な方もおられるかもしれません。

また、表示に関してもメニューに関してはドック部分は日本語ですが、デスクトップ上で左クリックなどをして表示させるランチャーに関してはまだ英語表記です。これらも含めて翻訳者を探しているみたいです。

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実際に試用してみた感想について

いくつか思った事がありましたので項目別で記載したいと思います。

  • インストールについて
    かなり簡単にインストールができますが、他のLinuxのインストールと異なり色々と聞いてくるのでかなりそれが面倒だと感じてしまう方がいるかも知れません。ただ、スワップパーティション作ります?とか32ビットバージョンの場合ではパッケージ管理にはこちら使ったほうが良いからこっち使うね?といった案内などを出してくれるのでおお、ここまで聞いてくるのか…という印象を受けました。
    インストール中に私達の活動について見ていってくださいねとか、寄付で成り立っているのでぜひ寄付をお願いしますといった表示もされるので寄付されたい方は寄付されるのが良いかと思います。
  • 動作について
    正直言わせていただくと残念ながら他のLINUXと比較すると遅いと言わざるを得ない感じです。起動時間的にKamuriki Linuxで約50~60秒に対してElive Linuxだと約90~120秒程度の感じですが、起動してしまった後はかなりの安定さがありますので時間的に待てる方にはおすすめかも知れません。それに手軽にRetroバージョンだとHyprlandっぽいデスクトップになりますのでそれが良いと思われる方は実際に試してみるとよいかと思います。

通常のLINUXディストロとはかなり異なりますが、慣れると案外使用しやすいLINUXでもありますので興味がある方は試用してみてはいかがかな…っと思います。あとはキーボード設定で一応日本語という設定が出来る点とステータスバーなどにfcitxのアイコンが表示される様になればある程度のユーザーも増えそうな気がします。

まあこんな感じです。

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