忘れることはない日が今年も…

春の兆しが見え始めましたが、雨が降る日もあったりと天候が少し安定しない日が続いていますし、花粉症などもまだまだ継続していますので個人的にお世話になっている薬局さんで麻黄附子細辛湯玉屏風散でなんとか過ごしています…気温もまだ安定もしていない感じもありますので体調管理には十分気を付けていきましょう。

3月11日という日…

10年前の今日は3月でもありましたが東北では雪が降ったりと寒い日でした…あの日は自分は今も変わらない職場で働いていました。少しの期間、出向などもありましたが今年は同じ場所でこの日を過ごすことになりましたので感慨深い感じがします。この日は大きな揺れが来たので避難を優先してしばらくは仕事を取りやめて避難に専念しようとしましたが、なかなか集中が出来ませんでした。

その頃はYoutubeもありましたが、どちらかといえば当時はライブ放送といえばUstreamの方が主流であったように思えます。自分もそういえば…っと思い出したようにUstreamを見るとNHKをそのまま放送している方が居ましたので見ているとあの毎年放送がなされる衝撃的な津波の映像が流れてショックを受けていたのを思い出します。

今ではNHKでも放送するようになりましたが、当時はその様なシステムが確立していませんでしたので非常にUstreamでの放送は情報収集手段としては助かりました。

首都圏でも電車が止まってしまったりといった混乱などもあり、その頃はまだバイク通勤をしていましたので途中には渋滞で動かない国道や歩行者で埋め尽くされた歩道などを見ながらバイクでなんとか帰宅する事はできましたが、親は現場から帰宅するまでに約6時間程掛かり、夜遅くに帰宅したのを思い出します。

色々な出来事を思い出します…

まだ家族が引っ越したり、結婚したりといった事もありませんでしたのでその日は家族全員で1部屋に集まって自分がパソコンのワンセグ機能を使用して見ながら寝たのを思い出しますし、その後に発生した食料の買い占めであったり、ガソリンがしばらく入手できなくなってしまった事で職場までを自転車で通勤していたり…っといった事なども今になっても鮮明に思い出す事が出来るほど鮮明に思い出せるのはやはり人生の中でも経験しなかったからではないかと思います…

数年ほど経過してから妻の親族が結婚するという事でご結婚されるご主人の実家が福島出身という事もありましたので約1年後位経過してから福島へ行きましたが、その時もまだそのままになっている部分も多く、実際に津波が押し寄せた高さにくっきりと線が入っていてショックを受けたのも鮮明に覚えています…

妻は経験していない震災…

実は妻や妻の親族は大震災発生時には東日本で住んでいませんでしたので東日本大震災は経験していません…毎年、この時期になると流れる地震や津波などの映像を見ながら実際に震災が発生した際にはどうしたら良いか…っという事を話し合う機会を設けています。

自分も変わった事がありました…

10年前からかなり自分も色々な環境に変化がありました…数年後には親族が残念ながら亡くなってしまい、兄弟も離れて暮らすようになり、自分や妹は結婚したり、親族の遺産として自分の乗っていたバイクを売却して受け継いだ車を遺言の言葉の通りに守り続け、いよいよ限界に達してしまった事から乗り直す事になったり…

毎年のこの日はその時を思い出したり、防災に関する知識や妻などと実際に震災などが発生した際にどう行動するべきか…っといった事話し合うきっかけとしてこれからも過ごしていきたいと思います。

まあこんな感じです。