YOGABOOK with WindowsでDarkest HourやArsenal of DemocracyなどのHOI2ベースのゲームを起動すると画面の右側が見切れてしまって起動後に右3分の1程が欠けてしまっている状況でプレイが難しい状況になってしまっている状況でした。解決策を見てみると情報がまったくない状況でしたので半ばあきらめていましたが、旅行などに持っていった際になかなか使い勝手が良いので使える方法が無いかと模索していました。
設定の変更を色々と試しましたが…
グラフィックなどの設定で解決できればと思いながら色々と解決策を模索しましたが、画面の見切れている現象は解決する事ができませんでした。どうやらフルスクリーンにする際にうまくフルスクリーン化する事ができませんでしたので設定では解決できないだろうなと思いました。
仮想のフルスクリーンソフトを使ってみましたが…
設定では解決が難しいと判断しましたので、他の手段でなんとか起動させられないかと思っていたところ、仮想のフルスクリーンを実現するソフトがいくつかありましたので望みを託してみることにして色々と試してみたのですが、こちらでも解決することができませんでした。
思い出したことがありまして…
以前、別のソフト(Dengerous Waters)をWindows10で起動させたくて探している中でDirectX(多分DirectDrawと思われる)の設定ファイルみたいなものを実行ファイルと同じフォルダにコピーすれば解決できる方法があって、その方法を行って起動をしていたのを思い出しました…
HOI2ベースは基本的にWindows10の設定でDirectPlayを使えるようにした上で起動しているよな…っと思いつつ、他のゲームで何かそういった現象が発生しているのではないかと検索をしてみると偶然見かけたくろねこはうすさんのページにヒントが隠されていました。
機種は小型ノートパソコンのGPDでの現象ですが、同じく画面の見切れ問題に関する解決方法でした。
やはりDirectDrawが原因でした!
どうやらWindows10などになるとDirectDrawに関する設定などがうまく起動しなくなってしまって見切れなどが発生する可能性が強いということがわかりました。解決策としてdgVoodoo2を使用する方法が揚げられていましたので試してみました…
Darkest Hour(検証)
- 英語版での起動は無事に見切れることなく起動
- 日本語化した後では戻る、進むなどのメニュー表示やゲーム時の上部タグの文字が抜けるエラーがある
- DH Lightは開始しようとするとゲームが落ちる
英語版の状態では無事に見切れる事なく起動する事ができましたが、そこから日本語化して起動してみると起動メニュー(戻る、進む)といった文字が抜けるという状況はありますね…
Steam版のHoi2ベースの環境ではどうやらDirectDrawに関する設定のファイルが実行ファイルと同じフォルダにある場合にはSteam版だけかはわかりませんが、そちらを優先的に読み取ってくれるようです。
残念ながら解決せず…
最終的に起動ができる環境にはなりましたが、逆に成功した際に日本語化ができなくなったり、動作が不安定になったりといった犠牲になる部分が出てきてしまいましたので実用的ではない感じではないかと思います。見切れてしまった場合は諦める必要がありそうです…
まあこんな感じです。