Freetel(型番:FT132A)

Freetel(FT132A)に関する総合メモ

Freetel(フリーテル)に関する総合メモ

SONY Tablet P(SGPT211JP/S)に関しては主に喫茶店などの使用であったりする為、本格的にMVNOをフル活用した使用方法を検討した際にテザリングができたり、050番号を活用できる方法などを模索していました。そこで、今後は海外での使用も含め探していたところ、比較的価格が安価でSIMフリーであったり、電波法で定められている技術の基準に適合している事を証明している技適マークを取得していたりという点から採用しました。そこで、今回はFreetel(フリーテル)に関しては利点や欠点なども含め、掲載したいと思います。

Freetel(型番:FT132A) の仕様

Freetel(型番:FT132A)

Freetel(型番:FT132A)

・サイズ:116.5×61.5×11.3(mm)
・プロセッサー:SC7710 1GHZ
・帯域:GSM(850/900/1800/1900MHz)、WCDMA(850/1900/2100MHz)
・バッテリー容量:1500mAh、OS:Android 4.1.2
・ディスプレイ:3.5インチ、480×320ピクセル
・メモリ:ROM(512MB+8GB)、RAM:512MB、外部メモリ対応:32GBまで
・カメラ:背面(2.0Mpix FF)、前面(0.3Mpix VGA)
・Bluetooth:ver.2.1、GPS:搭載、WI-FI:IEEE802.11 b/g/n
・同梱品:ACアダプタ、イヤフォン、USBケーブル、ユーザーマニュアル、保証書、端末カバー、保護フィルム
→商品情報:Freetel(フリーテル)ホームページ

最初にやっておくと便利な設定

サウンド設定

Freetelの時と同様に設定を行うことが可能です。購入やリセットをした際に最初の設定を行う際はどうしても音がなる状態になっていますので、最初の設定を終了させた後で設定を行えます。設定の方法は「設定 → オーディオプロフィール」に進んで所定のオーディオプロフィールでの設定を行っても良いですし、新たにオーディオプロフィールを追加する形式でも可能です。当初はタップする度に音が鳴りますので音が鳴るのが苦手な方は早めに設定すると良いと思います。

使用した感想

電波の受信に関する感想

ハード的に受信ができる周波数帯がありますのでほぼその部分が影響していますが、Freetel(FT132A)と比較をすると電波の受信状況は改善します。受信が出来ている場合にはとても状況は良好で050plusなども問題なく話すことが出来ますが、WifiをONにしている場合に受信状況は不安定になったりする場合が自分の環境ではありますので、Wifiとの仕様が少し苦手なのではないかといった印象を受けました。WifiをONにしている場合には接続は出来ていますがきちんとアンテナ表示がされないという状況が発生します。

GPS機能に関する感想(カーナビアプリ使用での感想)

Fomaプラスエリアなどの受信も可能ですので比較的容易に測位が可能となっています。特にアプリケーションがGPS Status & Toolbox(無料よりも有料の方が良い)を導入することにより正確な測位なども可能になりますので導入はおすすめです。地図データなども電波が受信がきちんと出来ますので受信に関するエラーは発生しなくなりました。

SNS(Facebook、Twitter)の使用に関して

Freetel(FT132A)に関してはFacebookの公式アプリを使用した際になぜか毎回IDとパスワードを要求されたりしましたが、StarQ Q5001に関しては公式アプリの使用が可能となっています。

利点、欠点

利点

  • デザインと画面の大きさ
    Freetelは持ち運びや握りやすいデザインを採用し、厚さも薄型で全体的に平らなイメージで、コンパクトな印象を受けます。画面へのタッチについてもかなり反応も良く、通常の使用も特に問題は内容に感じます。
  • GPSについてはAGPSの使用が可能
    特にGPSについても精度も比較的高く、A-GPSも使用するかしないかの設定なども行うことができます。
  • 価格と技適などが取得されている
    価格は12000円程度とSIMフリーのスマートフォンとしては安価で購入もしやすい部分があります。電波法の問題でもある技適やPSEマークなども認定されている製品なので安心して使用することが出来ます。

欠点

  • 使用周波数帯にやや不安がある
    電波の受信対応周波数の関係なのですが、Fomaプラスエリアを使用できないので電波受信に関して若干の不安があります。
  • アプリケーションの多重起動動作は難しい
    仕方がない部分でもありますが、アプリケーションなどの処理をいくつか平行して行う場合などに動作が鈍る、バッテリーの減り方が増大する場合があります。
  • 充電USBケーブルが特殊…
    充電をさせる為のUSBケーブルも普通のケーブルを改造をすれば使用できる場合もありますが、金属部分が若干長い専用ケーブルとなりますので注意が必要です。

最後に・・・

SIMフリーのスマートフォンで価格が12000円程度と安価で使用がしやすい事もありますので、若干電波状況が悪いとしても許容できる範囲と考えることも出来ます。GPSの精度が高いので通常使用しているスマートフォンでテザリングを行ったりすることでカーナビなどとしても使用することは可能です。