wizpy

Wizpy(ウィズピー)の紹介

利点と欠点

利点

  • ある一種のシンクライアントとしては使える?
    シンクライアンとして様々なPCのUSBに接続し、駆動すれば他の人のパソコンでもデータを残さず作業ができることは利点であると感じる。Linuxである以上、ある程度のセキュリティーは確保できるのではないだろうか。問題はパスワードの再設定が容易であったり、シンクライアント(PC2.0)を目指している割に、ソフトが基本しか考えられておらず、企業向けのソフト種類であることは明白ではないだろうか。
  • プレーヤーとしての機能として使える。
    自分はあまりプレーヤーとして使用しないのでなんともいえないが、感度が悪いとはいえFMラジオが使えることは利点かと。地震対策として常に持ち運ぶのもありかなと思って常に持ってます。

欠点

  • ソフトのインストール方法が特殊になっている。
    WizpyOSはTurboLinux Fujiとの互換性はあるものの、RPM形式でのインストールができず、TurboLinux Fuji上で「wizpyアプリケーション開発キット」をインストールし、WizpyOSへのインストール形式へ変換を行わなければインストールすることができない。つまりはTurboLinux
    Fujiも買ってねといった感じで、Fujiをついでに販売するというような戦術ですので、デフォルトでインストールされているソフトは基本的なものになっている可能性がある。初心者がやりやすく、気軽にというのであれば、フリープラグインを簡単に導入できるようにするべきであると思う。ただし、購入者全員の特権ではなく、WizpyClub加入を条件にすればよいと思うんだが。
  • EMOBILEへの対応
    EMOBILEへの対応として、D02HW及びD01NEは対応しているものの、EM-ONEの対応ができていない。ビジネスや個人で使おうと思っている場合にはEM-ONEをもっている人も多いのではないだろうか。まあEM-ONEの中にデータがあればそのまま送ればよいが、自分はあのキーボードはいまいち打ちにくいし、PCで打った方が早い。そこで、PCで作業をして送付できないとなるといささか痛い。
  • 収録パッケージで使用できるソフトがない
    収録パッケージ内にはパッと見た感じですが、OpenSSH、Kopete(YAHOOアカウントで日本語送信ができないバグがある)をコマンドで確認することができましたが、他のパッケージはほとんどライブラリ、言語位ですね。
  • なんか演習問題?などが入ってる。
    KnoppixEduの場合には日本工学院で使用することを想定?してかPDFによる演習問題などが入っていますが、私にとっては不要の何物でもないし、カスタマイズしたものをそのまま売り出しているのもどうかと感じた。

利点でも欠点でもない

  • セキュリティ
    ユーザー名とパスワードがわからなければ一般的なUSBブートのLINUXは防御がある程度できるが、Wizpyの場合にはユーザーパスワード、Rootパスワードのリセット方法(boot: turbolinux osresetで起動する)を公表している、WINDOWSで認識させて中身を見るなどWizpyを拾った人がこの方法を行うとそれだけで中身を見ることができてしまう可能性が高い。その分忘れたりした際の初心者ユーザーの対策として、やさしい仕様にはなっている。まあClubWizpyを使えばアクセスログ残るはずだとは思うが・・・Knoppix EduバージョンではIDとパスワードなしにログインができてしまいます。
  • 内臓HDDが見れない
    これは何か見る方法でもありそうな気がするけど。ただ、デフォルトでは見ることができない。これはある意味セキュリティー上の利点ではあるとは思うが、緊急にHDDからデータをバックアップしたい時に使うなどの使用用途ができないという人もいるかもしれませんね。Knoppix Eduの場合には中身が見れます。また、容量を自由に選択できるものがあればよいとは思いますね。