Wizpy(ウィズピー)の紹介
Wizpyを9800円で購入しましたので、簡単なレビューなどを掲載していこうと思います。
久々にホームページを見て購入・・・
発売時、自分は実は買う気がありませんでした。理由はまず高かった事や単純にLINUXを使いたければHDDにインストールする派だったので、必要なかったことだと思います。発売から相当経過してから今あれはどうなっているんだろうと思い、ホームページを見たらなんと価格改定で9800円ということで買いました。まあ他のホームページでなども色々見て買いましたが・・・
サービス的にはまずネットストレージが512MBが1年間無料でついてきますので、他の場所にデータを持っていく場合に便利?(転送量制限毎月2GBまで、これで400円って…)また、外出先での友人などのPCの中身を見ることなく基本的な作業ができます。外出時にネットカフェや友人の家などで気軽に使いたい、プレーヤーとして使いたいなど使い方は様々なので、購入してから模索してみるのも限界があります。ちなみに友人は購入後すぐに他のLINUX入れられないの?とかWizpyOS部分削除できない?とか言ってましたね。コンセプト的には問題がないと思うのですが、多機能にした結果、全てにおいて中途半端になりすぎているとは思います。
自分の主な使用方法って何かあるのかなあ・・・
自分の場合はプレーヤーとしての用途よりも主にシンクライアントとしてたまに使用してます。ソフトは基本的なものですので、最近では自宅ではWindowsを駆動させてもLINUXで駆動させても十分事がたりてしまうということもあり、Ubuntuをデスクトップで起動させています。外出時のデータ持ち運びにはいいかも知れませんね。また、HDDが壊れた際に今までは購入するまで使用ができませんでしたが、その場でWizpy をHDD購入などパーツ購入までのつなぎとしてWizpy OSを起動することができます。(確かにCDブート形式でも可能なUbuntuなどもありますが、保存場所を考えず使えるのは良いかもね。)あとは地震が来た際にFMチューナーがありますので、速報が聞けることだと思います。まあWizpyはすごく基本的なこと限定で使うことを前提に購入でしたが、ここまで使えないとは…ちょっとがっかり。
Wizpyの内臓機能
内臓機能についてはいまいち検証などはしていませんが、FMチューナーはまあまあの感度だと思います。動画などに関しては友人からの情報ではフレームレートが20FPS程度が限界ではないかということでした。
WizpyOSでできたこと、できなかったこと
できたこと
- SSHはコマンドで使用ができた。(確認済)
SSHコマンドはWizpyで使用することができました。 - Firefoxへのアドインやテーマの導入(確認済)
Wizpyを一度本体アップデートを行えば、Firefoxに導入可能。ただし、メニューなどが英語表示であったので、その場合には「tool」→「option」内で「Langage」を「Ja(だったっけなあ?)」に変えてFirefoxを再起動すれば日本語表示になり、解決。 - 自分のハードウェアでは一部LANなどが使えないことがあるが、動作確認が一応できた。
自分の場合LANが使えなければ、そのPCで起動する意味は全くない。 - 内臓HDDが不要なので、ウェブブラウザ専用パソコン(HDDなし)などのPCで使うのもあり?
一応、使えた機能(基本的な使用方法にしては何かねえ…)
- CDを入れると自動的にMP3にしてくれる。
- Webブラウザが使える、メールが使える。
- ニコニコ動画やYoutubeなどでWizpy用にダウンロード、自動変換してくれる。
- Skypeができる。
できそうなこと
- rdesktopが使えそう。
できないこと
- ftpコマンドは使えません。(lftpも非搭載でした。)
- Wizpy環境ではEM-ONEは使用できず。
- ThunderBirdが古いので、SMTP指定がアカウントにかかわらず1つのみ。
- Kopeteがデフォルトで入っているが、YAHOOアカウントの場合に日本語が相手に送信されない。
- RPM形式のパッケージソフトなどがインストールできない(変換などが必要)
- GimpはGimpPrintなので、起動できないっぽい