娘が幼稚園へ入園しました。

桜の咲く季節もそろそろ終わりを迎えようとしている感じですが、実際に桜の木から桜が散っているのを見るとなんとなく気温の上昇も感じてくるもの実感している今日この頃です。ただ、やはり春なのかはわかりませんが疲労が出やすいみたいで疲れを感じていますのでいつもお世話になっている薬局さんで相談してちょうど洗肝明目湯が無くなりましたので加味帰脾湯へ変更して少し様子を見ることになりました。


今回の記事に関する目次


娘が幼稚園へ入園しました。

先日になりますが娘がいよいよ3歳となりましたので幼稚園へ入園する事になりました。生まれてからもう3年が経過しているのを考えるとなんとなくあっという間の3年でしたので時間が経過するのが相当早いなと感じてしまいます。

入園式は先日実施されたのですが、実際にはお試し保育的な感じで事前に預ける事ができましたので預けている状況ではありましたが、特に預けた際に泣いたりといった事もない状況で幼稚園へ行くのが楽しみなのか毎日「おはよう、幼稚園へ行こう」といった感じで言われますが、実際に自分も説明会などへは行っていましたが最初に妻が選んだ幼稚園でしたので相性もなんとなく良かったのだろうな…と感じました。

娘は時短保育を経て正式に幼稚園へ通う予定です。

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色々な事を思い出しました。

入園式も含めて色々な事を思い出しました。娘は全く問題がないのですが、自分が子供だった頃は共働きでしたので保育園に預けられていましたが、話す事に関してあまり良くないといった感じだったり、少し病弱だった事もあって気管支炎から肺炎へ発展して入院したりもしている感じでした。

小学校に入る直前で引っ越しをしましたので小学校からは別の地域での生活で兄弟なども生まれ、兄弟などと一緒にアウトドアや車中泊など外へ連れて行ってくれたり、遊んだりとかなり夏休みの宿題で苦労した経験がありますが、それが良かったのか中学校へ入学してからは高専時代までは少なくともずっと欠席する事もなく、過ごすことが出来たのは良かったなと…

高専時代は鳥人間コンテストに没頭していた感じだったり、色々と今振り返ると良く言えば個性が強い、悪く言えば頑固でとてつもなく変わった人と思われていたのかもしれないなと思いますが、今思えばそれも良い思い出ですし、今でも個人的に実施している事も多いのではないかと思っています。

あの頃はとにかく色々な意味で色々な戦いを個人的にはしていたんだろうなと思うことにしていますし、果たして自分は結婚できるのだろうかと思っていましたが、結婚もする事ができましたし、子供も生まれて今年には幼稚園へ入園する事もできましたので色々な意味で良かったなと思っています。

まあこんな話は程々にしたいと思います。

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DeepinLinuxを検証してみました。

2022年にLINUXを久々に導入…という部分で導入を見送っていたDeepinLinuxでしたが、最近はどうなっているのだろうと思ったり、実際に使用した感じはどうなのだろうかと思いましたので検証をしてみる事にしました。主な特徴と注意点としては以下の通りです。

  • Deepin Linux(ディープイン リナックス)とは?
    Deepin Linuxは中国の武汉深之度科技有限公司(Wuhan Deepin Technology)によって開発されているLinuxですので一般的にはおすすめできない可能性が高いですし、使用などに関しては自己責任でお願いしたいのでその点は十分に配慮して欲しいと思います。
  • 見た目について。
    見た目はどちらかというとWindows11に似ているデザインになっている感じがありますのでかなり格好が良いデザインになっています。
  • パッケージの内容が独特です。
    ソフトに関するパッケージの内容が独特なのでレポジトリを導入した上で新たなソフトを導入するか、一部ソフトを置き換える必要があります。例えばウイルス検索はClam-tkが導入されておらずカスペルスキーなどで代用(日本の公的には使用不可のソフト)といった感じなのでその辺りで嫌がる方も多いかもしれません。なお、他の導入方法に関しては後述したいと思います。
  • アカウントの紐付けが独特です。
    中国製のOSという事もあるので基本的にはGoogleアカウントとの紐付けは出来ませんのでもしカレンダーなどの共通化などをされたい場合にはWechat、SMS、Emailなどとの紐付けが必要となります。(このアカウントに関してはログアウトしている状態でも使用は可能です。)

自分もあくまでも興味と検証としてインストールを実施してみる感じで導入と検証した後は削除しましたし、使用に関しては自己責任でお願いいたします。

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DeepinLinuxの導入について

まず、DeepinLinuxにもバージョンがあって2025年4月の時点では下記の2バージョンが存在しています。

  • deepin 25 Alpha
    Solid OS、DDE、Treeland、AI、Distrobox の5つの主要コアコンポーネントを搭載しているバージョンですが、最初からgrub:での起動でコマンド入力すれば良いかもしれませんが面倒なのでインストールは実施しませんでした。
  • deepin 23
    LinuxKernelがLinux 6.6 LTSもしくはLinux 6.9のどちらかを使用するのかが起動時に選択できます。こちらは日本語入力などに関してもLinux 6.6 LTEとLinux 6.9のどちらでも問題なく実施可能です。

以前は日本語入力の部分で困難な状況でしたが、現在は可能な状況で一般的に使用されたい場合にはdeepin 23(Linux 6.6 LTS)の方が良いのではないかと思います。ただし、HDD容量が64GB以下の場合(Surface Go1など)に関してはインストール時に容量少ねえから容量あるHDDを選択しなさいと弾きますのでインストール自体ができませんのでその点は注意が必要です。

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DeepinLinuxのインストールと日本語入力について

以前のバージョンなどではデフォルトロケールの設定が必要でsudo dpkg-reconfigure localesを実施した上でja_JP.UTF-8を選択したり、noto-fonts-cjkなどを導入するなどといった手間などがありましたが、現在はすでに導入されていますので必要がありません。

日本語入力に関しては設定が必要ですが、最初のアップグレードと一緒に導入してしまうと楽なので以下のコマンドを入力します。また、Firewallもついでにインストールしようという事でgufwもインストール(後で起動して有効にする必要あり)しちゃいます。

$sudo apt update && sudo apt upgrade && sudo apt install fcitx5-mozc gufw
$im-config -n fcitx5

このアップデートとインストールにはそこそこ時間はかかります(約50分前後)ので我慢するしかないです。また、システムスタンバイなどになる恐れがあるのでコントロールセンターの電源部分で電源接続時の時間をしないに一時的に変更しておくと放置できます。

再起動後は右下のキーボードアイコンを右クリックして設定を選択、Input MethodのManage Input Methodsにてキーボード-日本語とMozcのみに設定して再度再起動すれば使用可能になります。

これで一般的な入力はできる様になりますが、deepin linuxが搭載しているUOS AIで何か質問をしたりする場合に日本語入力はできますが切り替えなどがうまく出来ずに全角/半角ボタンも使用できずに英語キーボードとMozcという微妙な感じ(この場合はCtrl+Space)の状態で@の入力も当然Shift+2になりますので回避されたい場合は以下の設定を実施と再起動をすれば解決します。

  • $sudo nano .xprofile
    export GTK_IM_MODULE=fcitx
    export QT_IM_MODULE=fcitx
    export XMODIFIERS=@im=fcitx

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その他で気になった点など

その他で気になる点に関しては下にまとめておきたいと思います。

  • デフォルトで搭載されているブラウザはChromiumベースのブラウザが搭載されています。別途でChrome、Brave、Firefox(特にTverをすぐ見たい場合)などをインストールしてデフォルトブラウザを設定の既存のアプリケーションから切り替えておくのが良いかと思います。
  • 画面に関してはデジタルスケーリングが有効にできるディズプレイの場合は有効にする事ができますが、出来ない場合は倍率固定(×1.0)の扱いになります。
  • メールもThunderbirdなどへ既存のアプリケーションの切り替えを実施しておくのが良いかと思います。デフォルトの場合は126.comなどのメールアドレスをお持ちで設定で開放済みの方であればパスワード発行の上で使用可能です。

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UOS AIについて

Windowsで言うところのMicrosoft CopilotなどのAI機能と思うと良いかもしれませんが、基本が中国の人工知能研究所であり、オープンソースの大規模言語モデルを開発しているDeepSeekのトライアル版みたいな扱いでのサポートになります。また、日本語での質問などを実施した際には英語や中国語の回答をした後でそれを翻訳した回答をするという感じでした。

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レポジトリの追加方法について

中国での規制の関係などもあるかと思いますが、DeepinLinuxはもともとレポジトリに関してはDeepinLinuxのコミュニケーションが管理しているとみられるレポジトリが採用された上で管理もされています。なので使用したいソフトも当然ないなどの状況が発生しています。

どうしても使用を継続したいけどClamtkなどは導入したい…っという方がおられる場合は以下を実施する事で改善できるかと思います。DeepinLinux23自体はDebian11がベースになっている様ですのでDebian11の公式レポジトリを追記した上で導入できます。

  • $sudo nano /etc/apt/sources.list
    deb http://ftp.jp.debian.org/debian bookworm-updates main contrib non-free non-free-firmware
    deb http://ftp.jp.debian.org/debian bookworm-backports main contrib non-free non-free-firmware

※あくまでもDebianLinuxのメインで使用しているdeb http://deb.debian.org/debian bookworm main contrib non-freeは最初から使用しない状態にしないとdeepinの方でバージョンなどが古い事もあるからこの状態でアップグレードするとメインシステムにダメージを与えるよ!と警告が多量に出ます。Clamtkをインストールしたい場合は一時的に有効にすればインストールは可能ですが、インストール後に元に戻すことをおすすめします。

以上でレポジトリを追加した後に$sudo apt updateを実施しますが、このままの状態だとGPGキーに関するエラーが出る可能性があるのでその場合は$sudo apt install debian-archive-keyringを実施する事で解決します。

参考ページ:https://www.debian.or.jp/using/other-release.html

また、$sudo apt upgradeを実施するとdist-upgradeを実施せよと言われる場合があるのでその際は$sudo apt dist-upgradeを実施してください。(今後アップグレードなどでエラーが出る可能性は否定できないかと思います。その場合は多分Debian11からDebian12へ移行した可能性があるのでレポジトリも変更になると思います。)

なお、ソフトの導入に関してはデフォルトでインストールがされているAppStoreでは検索しても出ないので$sudo apt install synapticをインストールした上で導入するのが良いかと思います。

それにしても中国製のLinuxで考えた際にUbuntu KylinOpen Kylinなどもあったりしますが、比較的ミドルスペックでとなった場合はDeepinLinuxは動作性や環境設定なども考えると選択肢としてはありなのかもしれません。

また、中国のHuaweiは確かノートパソコンのOSにWindowsではなくDeepinLinux(Deepin OS)が採用されていた機種があったと思いますので簡単にOSを変えますという訳にはいかない感じもありそうですが、Huaweiも中国内でOSを独自にしていくという藩士だとHarmonyOS NEXT(サーバーの場合はOpen Euler)などへ推移していく可能性が高いのでそちらへの導入し直しになるのが一般的になるのかが注目されるかと思います。

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DeepinLinuxをMacで使用する。

基本的インストールは他のLINUXと変わりなくインストール可能ですが、Windowsに慣れている方だと左下のキーでCtrlを使用する方も多いので、Macbookでの左下キーであまり使用する事がないキーというとcapsロックキーですのでctrlキーとして使用したい場合は以下の設定が必要となります。

  • sudo nano ~/.profileに下記を追加
    最下部にsetxkbmap -option ctrl:nocapsを追記またはコマンドでecho “setxkbmap -option ctrl:nocaps” >> ~/.profileを実行する。
  • これでも反映されない場合は以下を記述して実行。
    sudo nano ~/.Xmodmapに下記を追記して保存。
    clear lock
    clear control
    keycode 66 = Control_L
    add control = Control_L Control_R
    コマンドでxmodmap ~/.Xmodmapを実行すれば反映されます。また、sudo nano ~/.profileでxmodmap ~/.Xmodmapを追記すれば解決します。

なお、commandキーをCtrlとして使用する際には他のショートカットとの兼ね合いがあるのでうまく行かない場合がありますので注意が必要です。基本的にMacbookへのインストールの場合はwifiの認識も問題なく、各ショートカットキーなどでの動作状況も問題ない状況で動作も比較的快適に動作します。懸念事項さえクリアになれば使いやすい部分が多いのですが…

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DeepinLinuxの懸念事項とは。

主に懸念される事項については下記のとおりです。

  • 過去にハードウェアに関する情報やインストールしたアプリなどの情報などをDeepinLinuxのサーバーに送信する機能があったと報告された。(ユーザー側で無効に設定できる状況ではあったけど問題になった事があった。)
  • 中国製のOSであるという点から色々なセキュリティー上などの懸念から利用を避ける方も多いLinuxではあると言われている。(DeepinLinux自体はオープンソースであってコード自体は公開されてはいますが…)
  • 日本語環境の不足によって一部では日本語が全く使用できない物がある。また、ソフトも決められたレポジトリの範囲内で選択する事になるので不憫の思う場合があります。(新たにレポジトリを追加すれば増えますが、デフォルトの状況だと限られます。)
  • 開発体制が企業主体なのでユーザー側の反映されにくい点を懸念事項とする方も多い。

DeepinLinuxは確かに良いLinuxであるとは思いますが、過去に少し問題になった点があったのでおすすめしきれない部分がある事からあくまでも興味と検証としてインストールを実施してみる感じで導入と検証した後は削除しましたし、本当にご利用されるなら自己責任でお願いという事で掲載しています。

まあこんな感じです。

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