花粉の飛散がピークになっているという話がありますが、自分もかなり鼻水や眼のかゆみなどに影響が出ています。そこでいつもお世話になっている薬局さんで相談して一時的に洗肝明目湯と麻黄附子細辛湯にした上で飲んでいますが、眼の痒みや鼻水などといった花粉関連による症状もなんとなく改善されている感じなのでこのまま継続していきたいと思います。
今回の記事に関する目次
- 動作を改善する設定について
解像度などの設定
Zorin Appearanceでの設定項目と内容
電源設定について - 他の設定について
- 番外編1:タブレット使用の際に困る事と改善策
- 番外編2:Mabox Linuxでは動作は改善したか。
- 番外編3:Chrome OS Flexが使えるか。
※これらの項目を設定したとしても動作が完全に軽快になるとは限らないという事やどうしてもスクリーンキーボード(タッチキーボード)に関しては動作が若干もっさりします。また、設定は自己責任でお願いします。
動作を改善する設定について
先日、タブレットパソコンをLinuxで使うという部分にてZorin OSで使用した際に動作が重たいという記載をしましたが、この部分を解消できたら良いと思いましたので設定を実施してある程度の動作は問題なく出来るようにしました。
設定に関しては動作がある程度快適になり、ブラウジングや一部動画再生などに関して改善すれば良いので使用できなくなる機能(デメリット)が出ても妥協できる範囲で設定するという事を基本方針としています。
今回はその設定などについて記載したいと思います。
解像度などの設定
解像度などの設定に関しては自分は下記を目安として設定しました。お好みもあるかと思いますので実際に設定してみた上で決定するのが良いかと思います。
- ログイン時にWaylandとXorgに関しての選択をする事について。
最初は個人的にはWaylandの方が重たいと感じていましたが、実際に設定してみると逆に使いやすかったりすると感じます。ただし、環境や機種によってはWaylandで動画などを再生した場合にフリーズする場合がありますのでその場合はXorgを使用される事をおすすめします。(Q506・Q507ではWaylandで閲覧中にいきなり音声は流れているけど動作自体がフリーズし、Xorgでは問題はありませんでした。) - 解像度を低くするか、サイズ調整で設定するか。
難しい問題ではありますが、最初は解像度で設定していましたが自分の場合はWaylandの状態で解像度はそのままでサイズ調整で大きさを調整しています。ただし、解像度を低くしすぎてしまうとスクリーンキーボードの使用が困難になる可能性が高くなるので程々で設定すると良いかと思います。 - 任意倍率のスケーリングはどうするのか。
場合により設定するのが良いかと思います。
タブレットの機種によっては表示が限りなく乱れたりする可能性もありますので注意が必要となります。
Zorin Appearanceでの設定項目と内容
主に設定した項目ごとに箇条書しています。
- レイアウト
自由に決めても良いですが実際に選択と動作を実行してみて軽いと思う設定で良いかと思います。自分はGIGAスクール構想のパソコン(2 in 1タブレット)での使用を前提としていますのでタブレットに適したレイアウトを選択しています。 - 効果
アニメーションを有効にするをOFFにしました。 - デスクトップ
デスクトップにアイコンを表示するをOFFにしました。 - インターフェイス
OverlayScrollbarsは実際に選択と動作をしてみた感じで設定、タスクバーの設定の脇にある歯車みたいなアイコンで大きさなどを設定しました。 - フォント
文字の大きさなどは好みで設定するのが良いかと思います。
電源設定について
電源の設定に関しては下記のように快適さをメインに設定していますのでバッテリーに関しては考慮していません。主に省電力オプションの項目を変更しました。
- 以下の設定を全てOFFにしました。
画面の明るさを自動調整する
画面を暗くする
自動的に消費電力を抑える - 一定時間で画面を消したくなければ画面のブランクをしないに変更します。
他の設定について
他に設定する事で改善する可能性がある項目をカットしました。
- Bluetooth
使用しない場合はOFF、使用する場合に音声などに関してはスペックが低い機種(Q506・Q507・VT-Rなど)ではいきなり無線で受信したような感じになる事があります。 - 通知
通知ポップアップを表示しないをONにします。
ロック画面での通知をOFFにします。 - 検索
検索で使用しない場合は全てOFFにするか、使用しない項目をOFFにします。 - マルチタスク
スクリーンエッジを有効にするをOFFにします。
(ドラックによってウインドウを整えたい場合はONにしたままにします。)
ワークスペース
ワークスペースの数を指定するにチェックを入れ、ワークスペースの数を1にします。 - プライバシー
ファイル履歴を残さなくても良い場合はOFFにするか、期間を短くします。 - サウンド
マイクを使用しない場合は入力部分にある音量脇のスピーカーアイコンをクリックしてミュートにします。
番外編1:タブレット使用の際に困る事と改善策
主にタブレットでの使用している際に困る部分で設定で改善できる部分を記載します。
- ログイン時にスクリーンキーボード(タッチキーボード)がONにならない場合
右上にあるアクセシビリティ(人形のアイコン)をクリックしてスクリーンキーボードの項目をONにします。なお、設定項目がない場合は次の項目を予め設定しておきます。 - 自動的にスクリーンキーボード(タッチキーボード)がONにならない場合
設定のアクセシビリティ(タブレットの場合)にあるタイピングのスクリーンキーボードの項目をONにします。 - スクリーンキーボード(タッチキーボード)で日本語入力の切り替えができない。
タスクバーにある日本語と日本語(MOZC)の切り替えアイコンで日本語(MOZC)を選択し、入力モードをひらがなにします。日本語との切り替えはスクリーンキーボード(タッチキーボード)が表示された際に右下の歯車アイコンをクリックして切り替えます。 - 音声切り替えが出来ない(一部機種にて発生、Bluetooth使用後)
Bluetoothを接続した上で動画などを再生し、接続が切断されるとサウンド設定でなぜかダミー接続になります。この場合は再度Bluetoothが接続されれば解決しますが、スピーカーなどとの併用利用の場合には切替時の解決策は再起動しかありません。
一応、これらによりFujitsu Q506・Q507・NEC VT-Rなどに関しては動作の改善が見受けられましたが自己責任でお願いいたします。
番外編2:Mabox Linuxでは動作は改善したか。
前回紹介した方法の中でZorin OS以外にMabox Linuxでも近い感じの環境を構築する事ができましたので実際に検証しましたが、動作はかなり高速で快適に使用できます。
ただ、メリットよりもデメリットと制約が多い感じでタブレットパソコンの場合には特に電源系統が弱くてスリープまではなんとか実用できますが、ハイバーネートやハイブリットスリープは使用できませんでした。
特にハイブリットスリープを検証した際には何度も繰り返しスリープになっていたので元に戻すのに苦戦しましたので選択されない方が良いと思います。(電源メニューはタスクバーなどで設定可能ですのでなるべく必要がない電源オプションをコメント化してログアウト、サスペンド、シャットダウン程度にとどめた方が良いかと思います。)
番外編3:Chrome OS Flexが使えるか。
検証した感じではかなり洗礼されている感じなのでインストールなども簡単で出来ますし、スクリーンキーボード(タッチキーボード)もデフォルトでかなり良い感じで作動(しない場合でも補助メニューから起動可能)します。Androidタブレットに近いイメージで一部機種ではSIMによる接続にも対応しています。
ただし、かなり機種による部分が大きく、NEC VT-RはWifiがうまく認識しないでセットアップ自体がそもそも不可ですし、Fujitsu Q506・Q507シリーズは音がデフォルトでは認識しないのでBluetooth接続を使用するか、USB型のサウンドケーブルを別途で接続する事で可能になります。
まあこんな感じです。