月別アーカイブ: 2015年2月

LINUX関連

Ubuntuについて(軽量化、収録ソフト)

Ubuntuの軽量化設定

Linuxを使用する場合、画面の解像度設定などがうまくいかない場合があります。その場合には直接設定ファイルをいじるとうまくいく場合があります。そこでここではXorg.confの設定方法を簡単に記載しておきます。起動しなくなったなどの責任は一切持ちません。環境はUbuntuにて行っています。

Ubuntu 12.04で使用ができる方法

  • Gnome Classicの導入
    以下のコマンドによって以前のGnomeへ戻すことができます。ただし、動作に関しては制約が出たりする可能性があります。
    $sudo apt-get install gnome-session-fallback
  • Ubuntu(2D)の画面に変更
    ログイン時にデスクトップマネージャーをUbuntu(2D)に変更することで若干の軽量化が見込める可能性があります。

Ubuntu 11.10まで使用ができる方法

  • 不要なサービスを終了させましょう。
    1.使わないサービスを終了させましょう。
    方法は「システム」→「システム管理」→「サービスの管理」
    ここで使っていないサービスをわかる範囲でチェックをはずします。再起動後に有効になるはず。(Ubuntu8.04でも有効であることを確認。)もし、該当項目がない場合には「自動起動するアプリケーション」の項目で同じ設定が行えます。
  • デスクトップ検索のソフト、同期ソフトをアンインストール
    1.デスクトップ検索ソフトTrackerの削除
    これが非常に重たいため、完全にアンインストールすることでかなり軽くなった。方法は「システム」→「Synaticパッケージ・マネージャ」にて検索で「Tracker」を検索し、「完全削除指定」を行い、「適用」する。
    ※その他、常駐していると思われる不要ソフトを削除していく。
    ※Ubuntu8.04、Ubuntu8.10、LinuxMint6でも有効であることを確認。
    2.同期ソフトUbuntuOneの削除
    Ubuntu11.10ではTrackerはなく、UbuntuOneがインストールされていますので、不要と思われる場合は削除。

Ubuntu11.10での軽量化(2011/11/29 追記)

 Ubuntu11.10ではGnome3が搭載されていますので、2Dモードといった起動方法もありますが、メニューなどの項目にも変更がありましたので、使いにくい場合やデフォルトでは動作が軽量とは言いがたい場合は、$sudo apt-get install gnome-session-fallbackのコマンドを打ち込みインストールをして再起動を行うとログイン時にマネージャーで選択が可能となります。また、エフェクトなどを無効にすることなども可能ですので、軽量化には有効ではないかと思われます。

Ubuntu 11.10からでも使用ができる方法

  • LXDEによる軽量化(2009/06/06 追記)
    1.LXDEの説明と導入について
    軽量化の方法としては上記方法(「DefaultDepth」はある意味での軽量化)についてはカーネルなどのアップグレードが行なわれていることと、容易に出来る方法でもないので、良く理解などが出来ている方以外はあまりお奨めができません。そこで新たな方法として「LXDE」と呼ばれるデスクトップ環境の導入によって軽量化することができます。導入は簡単で「sudo apt-get install lxde」で可能です。
  • 設定など
    ・設定に関する事
    デスクトップ上のフォントが大きい場合やデザインの変更は「設定」→「外観の設定」で行えます。また、メニューなどのフォントやデザインの変更は「設定」→「Openbox Configuration Manager」より可能です。弱点としてデフォルトではアップデートに関する通知が出ないので、アップデートに関する項目としては下記コマンドを打ち込んで編集するか、コマンドを打ち込むかの方法を行ないましょう。
  • 編集する場合
    (1)geditなどのエディタで編集する場合
    「sudo gedit /etc/xdg/autostart/update-notifier.desktop」とコマンドを打ち込みます。
    「OnlyShowIn=GNOME;XFCE;」という行を「NotShowIn=KDE;」に変更して保存します。
    (2)コマンドを打ち込む場合
    「sudo sed ‘s/OnlyShowIn=GNOME;XFCE;/NotShowIn=KDE;/’ -i /etc/xdg/autostart/update-notifier.desktop」とコマンドを打ち込みます。
  • デフォルトでは音量調節ができない場合
    その場合にはSynapticパッケージマネージャーを起動して、ボリュームをコントロールできる「volumecontrol.app」をインストールすることでスタートメニューより起動ができますので、それによって解決が出来ます。

参考サイト

第50回 NetBookを使いこなす(2):Xubuntu・LXDEの利用のページ
Ubuntuのある日々さんのページ

その他有効と思われる方法

Firefox快適化

Firefoxの動作を快適にします。快適化はもともと主に使用していないIPv6の部分が該当するのではないかと思い、IPv6を使用しない設定にしたところ、快適になったので紹介します。IPv6を使用している場合にはこの項目はやめてください。また、自己責任でお願いします。アドレス部分に「about:config」と入力すると注意ページが表示されますので、「最新の注意を払って使用する」をクリックします。「フィルタ」の部分に「IPv6」と入力し、「network.dns.disableIPv6」の項目を「false」から「True」にします。これであとは「Firefox」を再度起動します。

ブラウザの変更

  • Seamonkeyなどのブラウザを変更するのが有効です。なお、インストールしますとデフォルトのブラウザがSeamonkeyに変更されます。

動作が改善がなされない場合

 最悪、動作が改善されない場合には、カーネルなどが以前のOS(Ultimate Editionなど)を利用したりすることで解決する場合があります。Ultimate Editionなどに関しては日本語化されたものがライブCDの部屋さんにあります。また、カーネルなどが新しくなるにつれ、最終的にはこうのような手段でも使用が出来なくなってくる恐れがありますので、使用しているOSに関するサポートなどの情報を定期的に得るようにしてください。

旧情報(役立つ情報があるかも知れません)

Xorg.confで解像度を落とします。

解像度がデフォルトでWindowsでいう画面の色が「32」か「24」になっています。 これを「16」に変更し「Ctrl+Alt+BS」でXを一度再起動する事で解像度が落ちます。解像度を落とす際は/etc/X11/xorg.confのファイルをいじります。

※注意事項
Xorg.confの方法はUbuntu8.04LTSでは編集する設定する項目がありません。追記することでの設定は出来ないことはないとは思いますが、念のためいじらない方がよいかと思います。また、Ubuntu8.10、LinuxMint6でも編集する設定する項目がありません。

「DefaultDepth」はある意味での軽量化(2008/10/31 追記)

解像度の色の深さが16ビットに制限をしたいなどある場合や、どうしてもデフォルトだと動作が遅いという場合には以下の部分に「DefaultDepth」を挿入すると効果的です。ただ、色の深さはディスプレイで表示可能な深度でなければなりません。その後、再起動または「ctrl+Alt+BS」で再度確認できます。この「DefaultDepth」の変更は比較的簡単にできますが、自己責任でお願いします。

Section “Screen”
Identifier “Default Screen”
Monitor “Configured Monitor”
Device “Configured Video Device”
DefaultDepth 16
EndSection

  • Ubuntu8.04での動作がどうしても重たくなってしまった場合の回避策。
    Ubuntu8.04での動作がどうしても重たいと感じる際は、他の回避策として以下の方法が考えられます。
    1.新規でUbuntu8.04をインストールしてみる。
    俗にいうごちゃごちゃになったシステムや不要なゴミを廃棄して新規でインストールすることで解決するか実験をしてみてから以下の方法などに切り替える。
    2.OS自体を変更する。
    Ubuntu8.04ベースのEcolinuxやXubuntu、LinuxMintなどのOSに変更することで回避する。
    DebianもGUIでインストールができるようになり、インストールが比較的簡単になったので、変更する。
    Mandriva、OpenSUSEなどの他ディストロなどに変更する。
    3.Ubuntu7.10をとりあえずは使用し続ける。
    Ubuntu7.10は2009年4月までのサポートがありますので、それまで使用を続けてUbuntu8.04関連の動作の改善報告などを期待する方
    法。Ubuntu8.04LTSへのアップデートが比較的良くなった時点でアップグレードする。ただし、これで動作が重たくなった場合には結果として一時
    しのぎになってしまう可能性があります。
    4.Ubuntu導入後にXubuntuをインストールする。
    Gnomeが重いなら他のウインドウでの使用にしたらどう?と単純に考えました。実際にSA1F00Aは軽快にどうさしていますので、お勧めです。
    ※どちらにしても結果としてUbuntuベースのOSの場合には最終的にはアップグレードが必要になるのではないかと思います。8.04で動作が厳しい場合にはEcolinux又はLinuxMint、再度クリーンインストールや他のディストリへの変更を試されるのは比較的よいかも知れません。ただし、どちらかというとデスクトップ環境などの仕様などが変更されていますので、慣れが必要かもしれません。
LINUX関連

Xorg.confの設定について

Xorg.conf設定

Linuxを使用する場合、画面の解像度設定などがうまくいかない場合があります。その場合には直接設定ファイルをいじるとうまくいく場合があります。そこでここではXorg.confの設定方法を簡単に記載しておきます。起動しなくなったなどの責任は一切持ちません。環境はUbuntuにて行っています。

設定項目

端末を開いて入力

$sudo vi /etc/X11/xorg.conf
(ルート権限での変更となりますので、注意です。)
パスワードを聞かれるので、入力後に該当する部分を以下の部分を確認し、グラフィックATIの場合には必要であれば修正します。

ドライバを「vga → ATI」へ変更しました。(変更しなくてもいけますが…)
VideoRam 4000(グラフィックボードのメモリ数をバイト数で記入)を記入。

モニター関連

Option “DPMS” “true”
HorizSync 31.5-64
→ 水平周波数、数字が間違っていればこのように変更する。
VertRefresh 50-100
→ 垂直周波数、数字が間違っていればこのように変更する。
DefaultColorDepth 16~32(画面の色 何万ビットを意味している)
SubSection “Display”
Depth 16
Modes “1280×600″(画面の解像度)
→ 大きさが間違っていればこのように変更する。
EndSubSection

注意(2008/05/13 追記)

Xorg.confの方法はUbuntu8.04LTSでは編集する設定する項目がありません。追記することでの設定は出来ないことはないとは思いますが、念のためいじらない方がよいかと思います。また、Ubuntu8.04LTSにはFirefox3のベータ版が搭載されています。これをFirefox2にできないことはないですが、英語表示になってしまいますので注意が必要です。

viエディタのコマンド
[o]:行追加
[i]:左側に挿入
[dd]:行削除
[ESC]:コマンド入力
[:wq]:コマンド入力で入力すると上書きして終了
[:w]:コマンド入力で入力すると上書きのみ
[:q]:コマンド入力で入力するとvi終了

設定変更後の反映方法
  • 再起動して確認
  • [CTRL]+[Alt]+[BackSpace]で一度Xシステムを再起動させ、ログインし直します。

Xorg.confに関する参考ページ

サーバー構築

FTPやPPTPサーバーの構築

FTPサーバーの構築(Proftp)

次に取り掛かったのはFTPサーバーです。外部からWEBサーバーのページや内容ファイルを更新する為にはFTPサーバーを構築しなければ基本的にはできません。(ファイル共有などでできないことは無いですが、私は色々な場所で更新したいし、面倒だったので構築しました。)

PROFTPの起動

起動は意外と簡単です。Turbolinux10serverではProftpというFTPサーバーソフトを使っています。他にも色んなソフトがありますが、一番簡単に構築できたので採用しています。起動させればサーバーにアカウントを持たせればクライアントソフトを使用してログインできるようになります。

起動はコマンド画面で入力し、ENTERを押すとサービスは起動します。
# /etc/init.d/proftpd start

FTPサーバーの設定

最初の設定では、サーバーにログインしたユーザーは、自分専用のフォルダより上の階層のディレクトリへアクセスすることしかできない様になっています。しかし、サーバーにアップロードさせたいファイルなどがあるかと思います。そこでまた設定です。設定を行うにはWWW(WEB)サーバーの設定と同様にファイルの内容を変更し、サービスを再起動させることです。設定ファイルの場所は「/etc/proftpd/proftpd.conf」になります。最初は何を見てもわかりませんが、ポイントごとに設定していけば特に問題なく色々使えるようになります。

#DefaultRoot ~(#が付いていたら消します)

実は上の設定では「~」の指定により、ユーザーの初期位置が自分のホームディレクトリ(WindowsでいうMydocumentsフォルダみたいな感じ!?)に転送されます。もし、ユーザーのホームディレクトリにある「public_html」ディレクトリに転送したいのであれば、以下のように指定することもできます。通常、「~/public_html」は、ユーザーのホームページを公開するフォルダ(ディレクトリ)として使用されています。よって設定例は次の様になります。

(設定例)DefaultRoot ~/public_html

書き込みと読み込みについての設定です。個別に(フォルダーごとに)書き込みや読み込みに関する許可などの設定ができます。「AllowAll」とは許可の意味、「DenyAll」とは不可の意味をそれぞれ持っています。

<Directory foo[ディレクトリの位置]>
<Limit DIR READ>(読み込みについての記述)
AllowAll or DenyAll
</Limit>
<Limit WRITE>(書き込みについての記述)
AllowAll or DenyAll
</Limit>
</Directory>

設定を保存した後にサービスを再起動させます。
# /etc/init.d/proftpd restart

裏技???

上記の設定で若干不可解で理解できなかった事はユーザーごとに転送可能な異なるフォルダの設定はどのようにしたら良いのかさっぱりわかりませんでした。

例えば[アカウント1]の場合→[フォルダ1]、[アカウント2]の場合→[フォルダ2]のような場面です。設定を色々見てもいまいち理解ができません。
そこで思ったことはレンタルサーバーではなく、自分個人のサーバーなのでクライアントの設定はあまり気にしなくても大丈夫だろうという考えでした。(つま
りつながれば良いじゃんという考え)

そこでそれぞれ[フォルダ1]と[フォルダ2]を作成して試してみました。作成したフォルダを右クリックでプロパティを開き、許可情報の部分でユーザー名とグループの設定を変えてみました。そして、クライアントのFTPソフトの「ホストの初期フォルダ」の部分をその[フォルダ1]の場所にしたところ・・・なんと成功しちゃいました。しかし、設定を一歩間違えると「セキュリティーホール」になっちゃうかも知れないので注意です。

意外と簡単にできるFTPサーバー

サーバー構築で一番簡単だったのが実はFTPサーバーでした。他のサーバーに比べて設定も少なかった事もあるかと思います。

他にもFTPサーバーソフトはあります。

ProFTPの他にもVSFTPなどといったFTPサーバーソフトもあります。LINUXの種類によっては設定が違う場合もありますので、注意しましょ
う。

サーバー構築

メールサーバーの構築メモ

メールサーバーの構築メモ(Postfix)

WEB(WWW)サーバーの次はメールサーバーを構築しましょう。これが完成すれば自由なユーザー名とパスワードでのメールの送受信が可能になります。ただし、BiglobeのOP25Bにはこの方法では対応できません。

設定項目

SMTPサーバーの名前

▼確認または修正
myhostname = YYY.XXX.com
myhostname = [SMTPサーバーの名前]

リモートからのSMTP接続要求に応答するアドレス

▼確認または修正
inet_interfaces = ALL 又は localhost
inet_interfaces = [ネットワークなどの範囲]

このSMTPサーバーが受信するドメイン名リストを指定

▼確認または修正
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, $mydomain
mydestination = [受信した際の正しいメールアドレスの記述方法の指定]
これで基本的な事はできました。保存してサービスを起動する必要がありますので、「/etc/init.d/postfix start」でまずはサービスを起動させます。以上で「Postfix(SMTPサーバー)」の設定は完了です。これだけで、基本的なSMTPサーバーが構築できるはずです。

注意

良く勘違いをされがちですが、「Postfix」はあくまでSMTPサーバーのソフト(LINUXサービス)であって「POPサーバー」や「IMAPサーバー」のソフトなどはもちろん別途必要ですので注意しましょう。以下にPOPサーバーについて設定を記載しておきます。

POP3/IMAPサーバーの起動をしましょう

私の環境での構築はPOP3/IMAPサーバーはスーパーサーバーデーモンであるxinetd経由で起動することができます。また、起動にするには、以下のコマンドを実行します。

chkconfigでPOP3やIMAPを起動と実行

# chkconfig pop-3 on
# chkconfig imap on
次に既に起動中であるXINEDを再起動します。
# /etc/init.d/xinetd restart

接続を許可する項目を追加する

次に/etc/hosts.allowにPOP3/IMAPで接続されてきた際に、サーバーへの接続を許可するホストを指示します。基本的には以下のよ
うに指定をすれば、インターネットやイントラネットなど全アクセス要求を受け入れるようになります。

POP3とIMAPを許可する設定

ipop3d: ALL
imapd: ALL

このままでは外出先からメールが送れない!?

「Postfix」には、最初から設定で外部からの使用を制限する「第三者中継を拒否する設定」となっています。しかし、外部から「SMTPサーバー」を利用して送信することがこのままだとできません。つまり、イントラネットでの使用のみになります。しかし、外出先からメールを送信したいとか、ある条件で第三者(外出先の自分)によるメール中継を許可したい場合、設定が必要になります。セキュリティーも保持する意味でも広く利用されている手法が「POP before SMTP」と呼ばれている手法です。

POP before SMTP は、POPによるユーザー認証をSMTPで利用することによって中継を許可することができますPOP before SMTP の実装には、いくつかの方法があるみたいです。

外出先からメールを送ろう!

私の環境では「Postfix」と「POP」と「IMAPサーバー」が同じホスト上で稼働していることを前提に解説します。この場合、編集が必要な設定ファイルは、「/etc/sysconfig/dracd」です。

ここで設定するのは主に2点です。

  • ENABLE_DRAC=”no”(yes に変更)
  • EXPIRE_TIME=”数字”(リレーを許可する IP アドレスの保持時間)
    →EXPIRE_TIMEの数字はリレーを許可するIPアドレスの保持時間を示しています。あなたの環境に応じて変更してください。この数字の単位は「分」となりますので、注意しましょう。また、POP before SMTPの設定項目はまだあり、SMTPサーバー(Postfix)の方も一緒に設定しなければなりません。

Postfix側の設定

「/etc/postfix/main.cf」というファイルに次の行を追加します。
smtpd_recipient_restrictions = permit_mynetworks, check_client_access
btree:/etc/dracd/dracd, check_relay_domains

サービスの再起動

コンフィグを変更して有効にする為に、必ずサービスを起動や再起動しなければなりません。以下のコメントでうまく起動すれば外部からのメール送信ができます。つまり、POP before SMTPの完成です。

# /etc/init.d/portmap start
# /etc/init.d/dracd start
# /etc/init.d/postfix restart

注意

ここで落とし穴があります。この設定が成功し、サービスが正常に起動していても接続できない場合があります。それはまずブロードバンドルーターの設定とメール送受信ソフトの関連です。OUTLOOKであれば送信メールサーバーの項目のこのサーバーは認証が必要の部分にチェックを入れなければなりません。

OP25B対策について

BIGLOBEのプロパイダーの為、OP25B対策にバリバリ引っかかってしまいました。対策はあることにはあるのですが、非常に条件が厳しく、送付できなくしました。中継という概念を導入しましたが、IDとパスワードが必要などBIGLOBEのプロパイダーでのサーバー構築は固定IPを取得した上での構築か、他のプロパイダーをお勧めします。 BIGLOBEはこういう人たちのことを何も考えていませんから(苦)

WebServerの構築メモ

WebServerの構築メモ①

私が最初に構築したかったのは本当はWEB(WWW)サーバーですが、プロキシサーバーが緊急を要したので、2番目の構築となりました。(本当は逆の方が良いのですが・・・)TurboLinuxでは最初からインストールされています。つまりサービスを起動すればよいだけですので、「#/etc/init.d/httpd start」とコマンド入力すれば基本的には簡単に動作します。後はテストとして先ほど取得したドメイン「例:www.satlab-gineiden.com」などをブラウザのアドレスに入力し、テストページが表示されるかどうか試しましょう。また、LINUX上ではデフォルトに「/var/www/html」がセッティングされています。

もしもテストページが表示されない時の原因

テストページが表示されない時の原因として挙げられる項目は「ブロードバンドルーターのポート配分部分の未設定、設定ミス」「独自ドメインを取得後すぐにテストしている(独自ドメインは取得後2~3日で有効になる場合が多いです)」などが考えられますので、すぐに確認してみてください。

簡単に設定してみる

設定についてはWindowsの環境と違い、自力でコンフィグファイルを必要に応じて書き直していきます。また、設定変更は保存しただけでは有効にならず、サービスを再起動する事で設定が有効になりますので、注意が必要です。設定の変更は「/etc/httpd/conf/httpd.conf」をメモ帳などで開く事で行います。設定変更や確認の項目は以下の通りとなります。

設定についてはWindowsの環境と違い、自力でコンフィグファイルを必要に応じて書き直していきます。また、設定変更は保存しただけでは有効にならず、サービスを再起動する事で設定が有効になりますので、注意が必要です。設定の変更は「/etc/httpd/conf/httpd.conf」をメモ帳などで開く事で行います。設定変更や確認の項目は以下の通りとなります。

ポート番号の指定

▼確認または修正
Port:80
Port:[ポート番号]

サーバー管理者のメールアドレスの指定

▼確認または修正
ServerAdmin XXX@XXX.com
ServerAdmin [メールアドレス]

サーバー機でサイトがどこに保存されているかを指定

▼確認または修正
DocumentRoot “/var/www/html/”
DocumentRoot “[保存場所]”

「http://www.XXX.com/」でのアクセス時表示させるファイルの種類

▼確認または修正
DirectoryIndex index.html
DirectoryIndex [ファイル名](なお、2種類以上は半角開けて記述)

これで基本的なことはできたはずです。(自信は全くないのですが・・・)後はサービスを再起動させて動作チェックをしましょう。また、ポートなどの設定変更の場合にはブロードバンドルーターなどの設定も重ねて行いましょう。

バーチャルホストについて

バーチャルホストとは複数ドメインを取得し、1台のWEB(WWW)サーバーで表示させる場合に、それぞれのアドレスでのアクセスとサーバー上でのフォルダの位置の設定だと思ってください。デフォルトですと全く同じページが表示されてしまいます。つまり、簡単にすると、次のようになります。

バーチャルホスト概略

バーチャルホスト概略

図では以下の様になっています。

  • 「http://www.XXX.com/でアクセス→/var/www/site1/の内容表示」
  • 「http://www.YYY.com/でアクセス→/var/www/site2/の内容表示」

この設定には実は少し苦労しました。なぜかうまくいかなかったのですが、以下のように設定したら動作するようになりました。また、うまくいかない場合はサービスを再起動した際にエラーの行数が表示されますのでその部分を確認して修正すれば良いと思います。

バーチャルホストの設定

▼確認または修正
NameVirtualHost *
NameVirtualHost [ポート番号]

ポート番号の指定

▼確認または修正
<virtualhost *=””>
ServerName www.XXX.com
ServerAdmin XXX@XXX.com
DocumentRoot /var/www/html/site1/
</virtualhost>
<VirtualHost [ポート番号]>
ServerName [ドメイン名]
ServerAdmin [管理者のメールアドレス]
DocumentRoot [保存場所]
</VirtualHost>
※<及び>はこのページでは全角ですが、半角で記載してください。

これで設定はできましたので、ブラウザでそれぞれのアドレスを表示されるか確認してみましょう。もしも双方共にページがちゃんと表示されているならば、WEB(WWW)サーバーの構築は完了です。バージョンによっては設定が異なります。

バージョンによってはバーチャルホストの設定方法が異なったり、他のWEBサーバーソフトを使っていたりする場合がありますので、気をつけましょう。

修正履歴

2007/01/18:NameVirtualHost [IPアドレス]から[ポート番号]へ修正。

DDNSなどのドメインに関するメモ

そういえば説明を忘れていました。ローカルネットワークで見る事が可能でもインターネットからはそのままでは見れない可能性があります。それはDNSの設定です。DNSとは簡単に言いますと、”「www.XXX.com」のドメイン名のアクセスが来た際にサーバーの住所は「XXX.XXX.XXX.XXX」なので、そこへ接続してください”といった感じになります。つまり、サーバーの場所とドメインを結び付けてくれる役割を行うサーバーです。

設定のポイント

設定は意外と簡単です。指示する項目としては「ホスト名」「ターゲット」「タイプ」「MX設定」の4種です。各独自ドメイン取得サービスのサイトのヘルプには説明がありますので、よく読みながら設定するのが良いかと思います。ここでは例に挙げて説明します。

ホスト名

例として「www」などの項目を記入します。もし「www」であればWEBサーバーの意味になります。また、「ftp」であればFTPサーバーの意味になります。

ターゲット

ホスト名でアクセスしてきた時にどこにそのサーバーがあるのか場所を指示します。主にグローバルIPアドレスを記入しますが、もしこれがURLであればその指定ページへ「転送」させるといった意味になります。

タイプ

タイプには色々な種類がありますので注意が必要です。IPアドレスを指定する時に使います。

  • タイプ:Aの場合
    ターゲットには必ず[IPアドレス]を指定する必要があります。
  • タイプ:MXEの場合

簡単にメールサーバーを設定する為に使用されます。ターゲットには必ず[IPアドレス]を指定する必要があります。複数指定時はメールサーバー優先度は一律10となります。主にドメインに対してメールサーバーを複数台使用する場合に用いられる方法です。

  • タイプ:MXの場合
    ターゲットには[ドメイン名、ホスト名]を指定する必要があります。ただし、ターゲットの名前を解決をさせなければなりません。ここでメールサーバーの名前が解決されていない場合はA (IPアドレス)をあわせて設定する必要があります。
  • タイプ:CNAMEの場合
    ホスト名のエイリアス設定です。ターゲットには[ドメイン名、ホスト名]を指定する必要があります。このタイプによって「WWW1」でアクセスしてきても「WWW」として認識させる事などが可能です。ただし、メールを利用するホスト名の使用はメール不達の原因になるので厳禁です。

サブドメイン?

独自ドメインとは別にサブドメインといったものがあります。wwwなどがついていないURLとなりますが、あまり問題が無いのかもしれません。あまり使ったことが無いのでわかりませんが、無料サービスが多々あります。しかし、自分の好きな名前が自由に使用できないのでその辺が難点です。

アドレスも表記が異なり、独自ドメインは[http://www.XXX.com/]というアドレスになります。サブドメインについては[http://XXX.YYY.net]など先頭に[www]が付かず、[YYY]というそのサービスのサーバーの名前になります。
SSLも一応使える!?

一応SSLもデフォルトで使用できる状態になっています。ただし、認証局によって証明書が発行されていないので、アクセスしたときに証明書を受け取る必要があります。受け取れれば暗号通信にはなりますが、不安に思う方がほとんどかもしれません。

以上でとりあえずWEBサーバー構築は終了。

このくらい設定しておけば十分WEBサーバーとして機能します。後は色々いじってみるのもいいかと思いますが、自分はちょっとサービス起動失敗した際に困ってしまうのでまだまだ勉強が必要ですね・・・

サーバー構築

プロキシサーバーの構築に関するメモ

プロキシサーバーに関するメモ(Squidによる構築メモ)

「Squid」は通信を中継・キャッシュする高機能なプロキシサーバーのソフトです。もちろんオープンソースで無料ですが、ユーザー認証によって利用者を制限させたり、回線帯域の制御やフィルターによるページ表示ができないようにすることも可能です。私の主な用途は「ユーザー認証による制限」と「キャッシュの保持」をさせたかったので構築しました。

「Squid」の設定について

色々サイトを見てみましたが、設定は意外と簡単でした。設定は文章にて行います。「Squid」の設定ファイルは「/usr/local/squid/etc/squid.conf」にありますので、メモ帳などで編集します。また、設定を反映させる為にはサービスを再起動させないといけません。

「squid.conf」の設定項目例

あまりにも設定ファイルが長いので、主要ポイントごとに説明します。必要最低限の設定はこの位じゃないかと思います。この状態ですと認証などの機能は一切動作していません。なお、「▼~」の表記部分は「turbolinux10server」の設定行動はこうしたらできるというメモです。

NETWORK OPTIONS

▼確認、必要に応じて変更
# TAG: http_port
「Squid」を動作させるポートを指定する設定項目。
http_port 8080
(http_port [ポート番号])

OPTIONS WHICH AFFECT THE CACHE SIZE

▼確認、必要に応じて変更
# TAG: cache_mem (bytes)
プロキシサーバーの為にメモリーを確保します。その容量の設定。
cache_mem 8 MB
(cache_mem [メモリー容量確保数字] MB)

LOGFILE PATHNAMES AND CACHE DIRECTORIES

▼確認、必要に応じて変更
# TAG: cache_dir
キャッシュを保存する場所、容量、階層、ファイル数を設定しています。
cache_dir /var/spool/squid 100 16 256
(cache_dir [保存場所] [容量(MB単位)] [階層数] [ファイル数!?])
# TAG: cache_access_log
アクセスログをとる場所をここで決めます。
cache_access_log /var/log/squid/access.log
(cache_access_log [保存場所])

ACCESS CONTROLS

▼確認、必要に応じて変更又は新規追加
# TAG: acl
アクセスするネットワークを定義します。
acl localcliants src 192.168.0.0/255.255.255.0
(acl [定義名] src [ネットワークIP(範囲指定可能)]/[サブネットマスク])
# TAG: http_access
インターネットへプロキシを使っての接続を許可する定義名を決めます。
http_access allow localcliants
(許可の場合:http_access allow [定義名] [ルール])
(不可の場合:http_access deny [定義名] [ルール])

MISCELLANEOUS

▼確認、必要に応じて変更
# TAG: logfile_rotate
ログファイルの保存日数などを設定します。
logfile_rotate 93
(logfile_rotate [日数])

「Squid」をほぼデフォルトで使うと・・・

上で主要設定した状態では認証が無い状態です。当然プロキシサーバーは誰でも使えてしまいます。セキュリティーなどを向上させたい場合はパスワードなどによる認証させる設定が必要です。

確認事項と動作確認について

ブロードバンドルーターを使っている方はポートマッピングをしないと基本的には外出先などからプロキシサーバーへ接続ができません。ローカルネットのみでのご利用であれば設定しなくても大丈夫です。また、動作しているかの確認はブラウザのプロキシ設定を変更することで出来ます。

サーバー構築

サーバー構築メモ(構築前の部分)

Turbo Linux 10 Serverによるサーバー構築メモ

このページではSatlabNetworkの為に構築したサーバーの構築方法について紹介したいと思います。このページはあくまで自分自身のメモ代わりとして思い出すために使っています。つきましては、このページを参考にされるのは良いですが、構築失敗の責任または完全サポートなどに関しては一切責任は負えませんのであらかじめご了承ください。

サーバー構築の理由と調査

最初はレンタルサーバーで借りた容量や制限でぜんぜん構わないと思い、ホームページを実際に作成して使っていました。しかし、ある程度勉強するとCGIなども実際にやりたいといった項目も出てきます。CGIはレンタルサーバーでは制限などを掛けていることも多く、様々な面で悩まされます。実際に私が昔使っていたレンタルサーバーではCGIは一切使えませんでした。私はこんなことならサーバーを作ってしまえばいいじゃないかと感じ、作り始めたのがきっかけでした。その他にも自分の好きなドメインやメールアドレスなども簡単に作れてしまうことに魅力を感じたので、思い切って構築に踏み切りました。

構築する前にやる事がありますので、まずそれから始めます。再インストールなどに2回目以降は別に調べる必要はないかと思います。ただ、ネットワーク環境などが変化したときなどは調べるのも良いでしょう。

  1. 構築環境を調査
    一番最初に調査することは、構築しようとしているあなたのネットワーク環境だと思います。「プロパイダーによってはポートが閉じられている場合」は勿論サーバーは構築できません。構築は出来たとしても結局外からは誰も見ることが出来ません。また、「会社や学校で構築する場合」はネットワークを管理している方に必ず相談し、構築できるのか確認が必要です。
  2. インターネットへの接続環境
    次に、インターネットへどのように接続されているのかを確認します。つまり、構築する際の環境です。主に2つの場合が考えられますので、その場合ごとに説明していきたいと思います。(場合によっては当てはまらない可能性があります)

パソコンでルーティング型

パソコンルーティング型

パソコンルーティング型

この方式はパソコンAをブロードバンドルーターの代役として駆動させている場合です。この場合はサーバーとしてパソコンAで構築する必要があります。この方式の利点はサーバー以外のパソコンに対して自由にセキュリティーを強化できる点とサーバー機能を集約できる点です。しかし、欠点も多く、サーバー機のセキュリティー問題やポート閉鎖問題、サーバー機停止の状況では他のパソコンはインターネットはできません。

ブロードバンドルーター型

ルータールーティング型

ルータールーティング型

 この方式はブロードバンドルーターを使う事によるインターネットへの接続をする方式です。この場合はブロードバンドルーターに接続されていればどのパソコンでもサーバーとして構築が可能です。ポートごとにインターネットからの接続を各パソコンへ分けられますので、用途によってパソコンを分けることも可能ですが、PPTP(VPN)を使う際に接続を切断するブロードバンドルーターもありますので注意が必要です。(私の環境ではルーターが原因でPPTPが出来ませんでした。

準備する

簡単な調査が終わったらいよいよ準備ということになります。準備では主にサーバーをどのような形で構築をしていこうかなどを中心に考えます。結構これは重要になりますので慎重に選びましょう。まずは、サーバー構築環境を整える事から始めます。

サーバーは何も新品である必要は無く、中古のパソコンや余っているパソコンでもある程度のスペックがあれば当然構築が可能です。私のサーバーも余っているパソコンを使っています。OSを選択する必要もありますが、私はLINUXをあえて推奨します。確かにWINDOWSで構築する場合はソフトをインストールする感覚で構築ができるソフトが多々あるので、簡単に構築できる環境が整っています。しかし、結構メンテナンスが面倒な場合も多く、再起動もしなければならない場合もあります。私が推奨するのは「TurboLinuxServer」又は「CentOS」です。チュートリアルなどもホームページで充実してますのでお勧めしたいOSです。私もこのサーバーで使っています。

勉強も大切です!

OSを決めた後に実際に構築するサーバーの種類を決めます。また、OSと構築するサーバーの種類に対して勉強することも大切かもしれません。主に私がやったことは、「構築するサーバーの役割について」、「構築するサーバーごとの必要なソフトなどについて」、「構築後のメンテナンスなどについて」などです。これをしておかないとセキュリティーの関連で痛い目に合います。

構築するまでに約1週間程度で完成しましたが、その後も随時勉強しています。方法だけでなく、内容を理解することも必要ではないかと思いますので、勉強しましょう。

独自ドメインとサブドメインについて

最初にいうことでは無いですが、独自ドメインの取得も考えた方が良いかもしれません。独自ドメインとは、例えば「http://www.yahoo.co.jp/」の場合は「yahoo.co.jp」がドメインになります。そして、この部分を自分の好きな名前にする事ができます。これが独自ドメインです。(ただし、他の人によりドメインが取得されている場合はその名前は使う事ができません。また、原則として1年単位の契約になります。)用途によってwwwやmailなどがドメインの先頭に付けます。サブドメインというのもあります。独自ドメインとは違い、サブドメインはwwwやmailなどがつきません。(つまりhttp://~.newsite.arijin.co.jp/のようになるわけです。

 独自ドメインやサブドメインは、サービスなどを利用して取得します。また、独自ドメインやサブドメインに取得後に色々と設定をしなければサーバーの構築が終わっていても、ホームページ閲覧やメールはできません。良く説明を見ながら設定をしていきましょう。実はこの設定で私は意外と時間がかかりました。

独自ドメイン、サブドメインの取得はこちらから出来ます。

自宅でやるレンタルサーバーも!

 サーバーは実はドメインごとに表示させるページを決められます。つまり、普段からサーバーを周囲で運営しているレンタルサーバーと同じ状態になります。固定IPなどのサービスがあれば貸し出しも可能です。また、私の自宅サーバーも実は多数ドメインによって運用されています。HDDの容量があまっていたのでついでに複数サイトを作っています。

ドメイン取得は後でもいいと思います。

 最初にドメインを取得してしまうと構築している最中もドメインの期間は経過しています。有名な名前とかでない限りはあまり焦って取得しないでもいいと思います。

サーバー構築に関する本を読みましょう

 逆に時間がかからずに勉強しながら構築できる手段は、やはり本ではないでしょうか。最近ではサーバー構築の本が結構多く発売されています。そういう本を読みながら構築するのもいいかもしれません。

Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14

Wi-Fi WALKERに関する検証などについて

Wimax通信について

主に無線通信の技術における規格の1つで、都心部などでの移動時での通信や人口が比較的少ない地域や光回線やADSLといった回線利用が難しい地域の接続手段としても期待されている通信手段の事です。Wimaxが使用している周波数の問題などはありますが、高速通信が可能となっていますので期待されています。最近ではWimax、3G 、LTEといった状況が一般的な状況となっています。

WimaxはUQコミュニケーションズ株式会社での取り扱いとなっています。特にKDDI株式会社が最初から力を入れて開発してきた部分が多く、AUが主にAndroidスマートフォンにWimaxを対応させたプランとして展開しています。最近ではWiMAX 2+(ワイマックスツープラス)と呼ばれる下り最大通信速度110Mbps(環境により変化するのであくまでも理論値)も登場しています。

自分の環境について

Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14

Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14

Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14の写真です。

  • メーカー:HUAWEI TECHNOLOGIES CO., LTD.
  • サイズ:約62(W)×100(H)×15.5(D)mm、最厚部(約15.7mm)
  • ディスプレイ:2.4インチ タッチパネル液晶
  • 電池容量:3000mAh、重量:約140g
  • 最大同時接続数:10台
  • 連続通信時間:WiMAX2+(約540分)、WiMAX(約570分)、4G LTE(約550分)
  • 色:ブライトシルバーとメタリックレッド(自分はブライトシルバーを使用)

Wimax2+の部分もありますので、Wimax2+対応機種に使用と思い、Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14にしています。HDW14の使用できるエリアは通信モードを切り替える事によってWimax、Wimax2+、au 4G LTEの3通りの接続ができます。ただし、通信帯域の制限に関してはWimaxは無制限、Wimax2+とau 4G LTEは通信量が7GB以上になると125kbpsへ帯域が制限されます。ただし、Wimax2+に関してはauスマートバリューmineを登録した場合には無制限(通信量7GBの制限はなし)となり、au 4G LTEを使用した際にはオプションとして別料金が発生しますので、契約時に確認が必要になります。また、auスマートバリューmineの契約であってもau 4G LTEにて通信量7GBを超えた場合には125kbpsとなりますので注意が必要です。※設定で通信モードをau 4G LTEにできない様にする事ができます。

自分の携帯に関しては現在はKDDIにてiPhoneで契約をしていますので、auスマートバリューmineを適用させる事によってHDW14でのWimax2+に関しては通信量7GBによる制限は免除されています。また、UQ Flatツープラスauスマホ割によってスマートフォン(iPhone)の月額プランも値引きされています。

使用した際の感想

最初は使えないかと思った・・・

HDW14が発売されて少し経過した頃に導入をしてみたのですが、導入当初は導入に失敗したのではないか?と感じてしまう位に使用できませんでした。以前使用した際にWimaxの電波が入っていた場所に関しても電波が入らずに困っていましたが、色々なサイトで通信モードの切り替え(WimaxとWimax2+との切り替え)が上手くいっていないことによる現象ではないかという事で通信モードをノーリミットモードにしての使用をしたところ、比較的安定した使用が出来るようになりました。ただ、これではハイスピードモード(Wimax2+の使用できる)という当初の利点を全く成していませんでした・・・

アップデートによって改善がされてきました

導入当初は特にWimax2+などの通信に関してはどうなるだろうか・・・と心配していた部分ですが、アップデートが2回ほどあった事によってある程度改善がなされているように思えます。特にWimaxエリアからWimax2+エリアへの切り替えなどに関しても比較的スムーズに対応が出来るようになった感じがします。ノーリミットモードへの切り替え回数も減り、実用的になっている感じがします。

今後はiPhoneのテザリングとの併用で対応かな・・・

iPhoneの通信量に関しては7GBでそれ以降は125kbpsへ制限がなされるプランとなっていますので、比較的通信を多用する場合にHDW14との併用をする事によって改善される可能性があります。また、Wimaxの電波が届かない場所でタブレットなどを使用する際にはiPhoneのテザリングである程度カバーをすることが出来ますので、併用をすることである程度改善される可能性があります。

注意事項

  • au 4G LTEは一定条件で制限されます。
    au 4G LTEの場合には通信量7GBでも制限がなされますが、直近3日間で通信量が合計で1GB以上の場合に通信速度を制限されています。
  • Wimax2+も一定条件で制限される予定です。
    混雑防止の為にWimax2+も2015年4月(予定)より直近3日間で通信量が合計で1GB以上の場合に終日制限がなされる可能性があります。通信量7GBまでという部分は免除にはなりますが、Wimax2+自体がすべて無制限という事ではありませんので注意が必要ではないかと思います。その場合にはノーリミットモードでの使用を行う必要があるかもしれません。
  • auスマートバリューmineに関して
    auスマートバリューmineに関してはAUショップなどにて契約した際にはその時の申し込みで可能ですが、UQなどでの契約した場合にはauスマートバリューmineを使用開始後に自分で申し込みをしなければ適用がされません。詳細はショップなどで確認をしてみるよ良いと思います。

その他

Wifiスポット設定などもありますが、ルーターの単体で使用する場合は特にWIMAXに関しては比較的使用する場所によって通信ができる、できないという部分が多々あります。使用できるかどうかで心配な場合には「Try WiMAX(体験15日間)」というサービスがありますのでまずは使用してみて電波状況を確認してみると良いかも知れません。また、導入に関しては自己責任でお願いします。

MVNOについて

格安データ通信に関する検証などについて

格安データ通信について

最近になりますが、回線の速度は低速ではあるのですが、月額約500円から980円で通信ができるSIMカードが各社から販売されています。SIMカードのみの販売なので、通信ができる機器(スマートフォンやタブレットなど)が必要ですが、主にドコモやSIMフリーのものであれば以前使用したものが余っていたり、中古で販売されているスマートフォンなどを購入して使用することができます。このページでは主に低速SIMに関してレビューをしていきたいと思います。

自分の環境と検証回線について

今回、検証に使用した機器はXperia SO-01B、GALAXY S SC-02B、Sony Tablet P(GPT211JP/S)、REGZA PHONE T-01D(一部)となります。また、検証している回線は主にIIJ、DTI、b-mobileにて検証しています。回線に関しては検証時期に差がありますので、あくまでも情報程度としてご利用いただければと思います。

b-mobile

特徴

通信速度は150kbpsと制限が設けられています。別途、Turbo Chargeというサービスを用いることで、速度制限を解除することも可能です。DTIにあるようなストレージなどのサービスは付いていません。また、Amazonなどから購入して登録した場合には、コードが郵便で送付されてくるので会員メニューよりコードを入力する必要(住所確認)があります。 → 詳しくはb-mobileホームページを御覧ください。

検証結果

速度に関しては低速という事がありますが、動画などといった重いデータ通信をしない場合には選択肢としても良いと思います。自分の環境ではFacebook、Twitter、Google Mapといったサービスも表示などに関して若干の時間はかかりますが、特に問題なく使用することができます。Google Playに関しては接続できない場合は多く、Wifi環境を用いることが前提になっていますので注意が必要です。

IIJ(ミニマムスタートプラン)

特徴

通信速度は以前は128kbpsでしたが、2013年現在では200kbpsの制限が設けられています。別途、クーポン購入時には速度制限を解除することも可能です。また、家族で使用したい場合にはファミリーシェアプラン(SIMカード3枚)というプランもあります。 → 詳しくはIIJ(ミニマムスタートプラン)のページを御覧ください。

検証結果

自分が使用していた環境は128kbpsの時期になりますが、b-mobile同様に重たいデータの通信のやり取りをしなければ、SNS関連、Google Mapなどに関しては問題なく使用することができました。Google Playに関しては接続できない場合は多く、Wifi環境を用いることが前提になっていますので注意が必要です。

hi-ho LTE typeD アソート

特徴

通信速度は200kbpsとなっていますが、標準SIMまたはmicroSIMカードを自由に3枚選択する事が可能です。主に家族でお使いの場合や複数台を使い分けている方におすすめです。050番号のアプリを併用して使用することにより電話もかけることが出来ます。 → 詳しくはhi-ho LTE typeD アソートのページを御覧ください。

検証結果

自分が使用した環境は200kbpsbとなりますが、重たいデータの通信のやり取りをしなければ、SNS関連、Google Mapなどに関しては問題なく使用することができました。Google Playに関しては接続はできますが、基本的にはWifi環境を用いることが前提になっていますので注意が必要です。

DTI(ServersMan SIM LTE 100)

特徴

通信速度は100kbpsと制限が設けられています。別途、オプションを用いることにより、SMSの使用やチャージ型式ではありますが、速度制限を解除することも可能です。また、申し込みを行う事で無料でストレージ容量 1GBを使用することができたり、追加で050番号を取得することができます。以前はServersMan SIM 3G 100でしたが現在はLTE端末にも対応しています。 → 詳しくはDTI(ServersMan SIM LTE 100)のページを御覧ください。

検証結果

自分の環境では回線に関してはとても残念な結果になりました。一番最初にインターネットを使用し始めたのがAIR-EDGE(32kbps)という遅い回線でしたし、価格も安いのである程度は我慢ができますが、昔AIR-EDGE(32kbps)を使用していた際には時間が掛かっても待っていてページの表示はきちんとなされていました。DTIの場合には高頻度でページの読み込みに失敗をするという減少が発生しました。どうやらある程度パケット通信に接続損失が出ているようです。
他にもSNS関連やGmailなどのソフトにおいても同様に高頻度で読み込みに関しては通信に関するエラーが多く、Google Mapは全く表示もされませんでした。サポートセンターに問い合わせを行いましたが、特にGoogle関連のサービスはWifi環境を使用して欲しいとの回答がありましたので、自分の場合には実用に至りませんでした。

Wireless Gate SIM(ワイヤレスゲート)

特徴

ワイヤレスゲートは元々複数店舗で無線LANを提供するサービスを展開していましたが、ヨドバシカメラによってオリジナルのSIMフリー端末で使用可能なSIMが販売されました。480円からの使いたい放題プランなどバリーションがあります。情報によると起源はDTI SIMとの噂があります。 → 詳しくはWireless Gate SIMのページを御覧ください。

検証結果

検証機種がStarQ Q5001の為にLTEには不対応で3G回線のみでの使用をしていました。GooglePlayでアプリケーションのインストールやアップデートなどは特に問題なく行うことができますが、テザリングでの使用時には速度速度が極端に遅いため、実用的ではありませんでした。

注意事項

初期費用と支払い

携帯電話の契約時同様で、SIMカードを契約する際には殆どの場合は3150円の初期費用が発生します。b-mobileの場合にはヨドバシカメラやアマゾンで初期費用として商品を購入する事により、初期費用の支払いの変わりとみなす型式がありますので、確認をしてからの購入をおすすめします。また、支払いも基本的にはクレジットカード払いになりますので注意が必要です。

回線速度に関して

携帯電話会社で契約した場合の速度に比べると回線速度に関しては当然遅くなります。動画再生などの回線速度が早くなければ使用ができないデータ通信は使用できないので注意が必要です。

wimaxロゴ

Wimax(ワイマックス)の導入と受信具合について

Wimax(ワイマックス)とは?

高速や大容量のモバイル通信方法の1つでWimax(ワイマックス)方式を採用した次世代ワイヤレスブロードバンドです。また、外出先や移動中などといった状況であっても高速のインターネットを楽しむことが可能になる通信回線サービスです。

色んなプランがあります。

機種にこだわりなどが無ければ色々なところから様々な条件でサービスの提供がなされています。端末代金が安かったりする場合などもありますが、中途解約金などの問題がある場合も多いので、確認をしてからの契約をお勧めします。

検討した事や実際に使用した感じなど

なぜ検討しようと思ったのか?

この点に関してはやはりEmobile(イーモバイル)を使用した際に帯域制限による速度低下などがありましたので、残念ながら動画などを見た際に途切れたり再度読み込まなければならないなどといった状況が発生してしまう事が多々ありました。Wimax(ワイマックス)では帯域制限(速度制限)が無いことが最大の特徴となっていますので、この点も含めて導入したのが最大の理由です。実際に自分の場合は切り替えた事によってHuluやYoutubeなども途切れる割合が減りましたので、そういうことではないだろうかと思います。

接続速度に違いはあるの?

最大速度に関してはWimax(ワイマックス)はEmobile(イーモバイル)に劣ると言われています。速度自体は読み込みには関係があるかもしれませんが、帯域制限(速度制限)がありませんので持続性を求める場合にはWimax(ワイマックス)でも十分はないかと思います。

電波状況

この点においてはWimax(ワイマックス)、Emobile(イーモバイル)に関係はあまりないのではないかと思います。現在はMobile Slimを使用していますが、電車や自動車で移動している際に基地局の切り替えがいまいちうまくいかない事が多い気がしますので、この点においては改善をして欲しいと思います。

家でもWimax(ワイマックス)は出来るの?

正直、家でWimax(ワイマックス)をするという点においては電波状況によるのではないかと思います。電波が入る場所であれば自宅使用でも速度もある程度出ますので、全く問題がないと思います。自分の場合は会社では接続ギリギリの状況で速度はほとんど出ませんし、家でも窓側でなければ厳しい状況です。

使用機種

Mobile Cube

持ち運びがしやすいのですが、若干接続までに時間がかかる事があります。Linuxでの使用に関してはMobile Cubeの時は無線LANアダプタとして認識してUSB接続にてインターネットへの接続を確認することができました。

Mobile Slim

通信時間と上り速度が向上した薄型のルーターです。実際に使用をしてみますと電源を入れてから接続までの時間がかなり短縮されているような感じがします。ただ、自分の環境だけかもしれませんが、電車や自動車での移動においては電波の切り替えがうまくいかない比較的多くある気がします。

Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14

Wimax2+やau 4G LTEの通信方式に対応したモバイルルーターです。アップデートによってかなり改善された部分も多く、auのスマートフォンとの併用によって使用料金の値下がりがあったり、通信量の制限免除があったりもします。無線LANスポットへの接続もできますので、わざわざ機器側で無線LANを変更する必要なく使用ができます。

Wimax(ワイマックス)情報サイト

注意点

電波依存の部分があります

電波を使用している以上は完全に通信が途切れなくなるという点は解決はしません。また、最近では比較的改善をしていますが、速度に関しては確かに帯域制限(速度制限)があったとしても電波状況によってはEmobile(イーモバイル)の方が良いという環境にも遭遇する可能性もあるかと思います。

地下鉄などでの利用に関して

地下鉄などに関しては駅での使用は可能ですが、駅同士の区間(運転中の車内)では容易に通信が途切れます。路線内全てで使用が出来るわけではありませんので注意が必要です。

免責事項など

あくまでも導入は自己責任で行ってください。契約や使用に関して私は責任を一切持ちません。また、プランなどに関しましては変更などが頻繁に行われていますので契約時などに今一度ご確認下さい。